0120309465からの電話発信元の正体について
最近「0120309465」という番号からの
着信報告が増えています。
電話を取ると、銀行を名乗る
自動音声ガイダンスが流れるのですが、
その肝心の銀行名ははっきりと
聞き取れなかったという声が多く寄せられています。
通常であれば、大手銀行や地方銀行が
利用者に連絡をする際には
明確に銀行名を名乗るのが一般的です。
しかし、この番号からの電話では
「どこの銀行なのか」が曖昧なまま
話が進められてしまう点が
不自然だと言えるでしょう。
さらに、電話はすべて自動音声で進行し、
人間のオペレーターが出てくることは
ありませんでした。
受け手が質問をする余地もなく、
一方的にメッセージが再生される形式です。
電話の内容について
実際にこの番号からの電話を
受けた人の多くが、次のような
メッセージを聞いたと証言しています。
「お客様の口座が犯罪に悪用されることを防ぐために、ご登録の住所にお取引目的の確認及び本人確認書類ご提出のお願いの葉書を郵送しています。内容をご確認の上ご来店いただき、お手続きをお願いいたします。」
このように
「口座が犯罪に悪用される可能性がある」
「本人確認のために来店が必要」
といった、不安を煽る内容が含まれています。
確かに銀行では、マネーロンダリング対策や
法令遵守の観点から、利用者に取引目的や
本人確認書類の再提出を求めることがあります。
しかし、実際に行われる場合は、
書面での正式な通知や、
銀行公式サイトでの告知が伴うのが通常です。
電話でいきなり自動音声が流れ、
しかも銀行名が曖昧なままというのは
非常に違和感があります。
この電話の安全性について
結論から言えば、0120309465からの電話が
完全に安全だとは言い切れません。
銀行関連の手続きに関する連絡であれば
重要な内容に思えますが、発信元の
信頼性が確認できない以上、
鵜呑みにするのは危険です。
もし本当に銀行からの通知であれば、
利用者ごとに取引中の銀行名を
明示したうえで案内するはずです。
にもかかわらず
「銀行を名乗るが名称は不明」
「自動音声で一方的に喋る」
という形式は、詐欺電話の
典型的な特徴とも重なります。
特に「口座が犯罪に利用される」という
強い言葉で利用者の不安を煽り、
早急な行動を促すのは、
注意を要するサインです。
心当たりがある場合の安全な対応
仮に心当たりがあり、
「本当に銀行からの確認連絡かもしれない」
と思った場合でも、絶対にこの番号に
折り返し電話をしてはいけません。
なぜなら、この番号自体が
本物ではなく詐欺業者によって
利用されている可能性も否定できないからです。
安全な対応策は以下の通りです。
取引中の銀行に直接確認する
必ず、普段から利用している銀行の
公式ホームページや通帳に記載された
電話番号を確認し、そちらに直接
問い合わせてください。
公式窓口を通じて確認することで、
本当に通知があったのかを正しく判断できます。
怪しい番号には折り返さない
0120309465のように、正体が曖昧な
電話番号には絶対に折り返さないことが大切です。
折り返しをした結果、詐欺業者と
直接つながってしまい、個人情報を
聞き出される恐れもあります。
郵送物や公式サイトを確認する
実際に銀行が案内しているのであれば、
必ず書面や公式ページに情報が掲載されているはずです。
心配な場合は、届いた郵送物の
差出人や内容をしっかりと確認しましょう。
不安な場合は家族にも相談
迷惑電話や詐欺電話の対策で大切なのは、
1人で判断しないことです。
家族や身近な人と情報を共有すれば、
冷静な視点で判断する助けになります。
まとめ
0120309465からの電話は、
銀行を名乗りつつも
名称が明確に聞き取れない、
自動音声ガイダンスのみの不自然な形式でした。
さらに
「お客様の口座が犯罪に悪用される可能性がある」
といった不安を煽る内容が含まれており、
信頼性には疑問が残ります。
このような電話の安全性は
完全には確保されていません。
そのため、内容をそのまま信じて
行動するのは危険です。
心当たりがある場合でも、
折り返し電話をするのではなく、
必ず取引中の銀行の公式窓口へ
連絡することが最も安全な方法です。
日常的に増えている迷惑電話や
詐欺まがいの連絡に対しては、
常に「慎重に」「鵜呑みにしない」
という姿勢が重要です。
もし同じような電話を受けた場合は、
冷静に対処し、自分の大切な情報を
守るよう心掛けてください。