05054821873【050-5482-1873】 という電話番号から、
「ワノソフトジャパン」 と名乗る自動音声による
営業電話がかかってくるという報告が増えています。
この電話は、企業や事業所の「情報システム部責任者」
宛てに発信されることが多く、AIによる自動音声で
「AI導入のご提案」「業務効率化のためのご案内」と
いった内容が流れるのが特徴です。
一見、ビジネス上の案内のように聞こえますが、
実際には営業目的のコールであり、担当者の名前や
部署名を聞き出す意図があるとみられます。
05054821873【050-5482-1873】からの電話の概要
この番号からの電話は、人間のオペレーターではなく、
AI(人工音声)による自動応答形式で行われます。
受け取った人によると、音声は次のような流れです。
- 「こちらはワノソフトジャパンでございます」
- 「情報システム部のご担当者様はいらっしゃいますか」
- 「AIシステムの導入に関するご提案でお電話しています」
このように、最初からAI音声で話しかけてくるため、
相手が出た瞬間に「自動音声営業」と気づく人も多い
ようです。
しかし、一部では「重要な業務連絡かと思って対応した」
という声もあり、企業担当者を狙った巧妙な内容に
なっています。
ワノソフトジャパンを名乗る理由
実際に「ワノソフトジャパン」という企業名は、
この電話以外ではあまり情報が確認されていません。
そのため、実在する企業ではなく、架空の名称を
用いた営業活動の可能性があります。
もしくは、営業代行業者が特定のプロジェクト名を
使っているケースも考えられます。
AI音声で話すことで、担当者が誰かを把握したり、
企業の内部体制を探ることが目的である場合もあり、
慎重な対応が必要です。
このような電話がかかってくる目的
1. AI導入に関する営業活動
電話の内容は「AIソリューションのご提案」や
「業務効率化のためのAI導入サポート」など、
IT関連の営業を装ったものが多いとされています。
しかし、具体的なサービス名や費用の説明がないまま
話が進むため、最終的には別の会社へ誘導する
営業目的の電話と考えられます。
2. 情報収集(リード獲得)
AI音声を利用して、企業名・担当部署・氏名などの
情報を自動的に収集する手法が使われている可能性も
あります。
このようなリストは、後日別の営業会社や
コールセンターに販売・共有されるケースがあります。
3. 契約勧誘への布石
「AI導入に関するアンケート」や
「無料相談のご案内」といった名目で、
担当者に折り返しや面談を促すこともあります。
その後、人間の営業担当者が別番号から連絡してきて、
システム導入契約やコンサルティング契約を
勧めるケースが確認されています。
実際の報告事例
利用者からは、次のような体験談が寄せられています。
- 「AIの自動音声が流れ、担当者を呼び出された」
- 「社名を名乗ったが、相手は人間ではなかった」
- 「情報システム部の責任者宛といわれた」
- 「本当にAIかと思うほど自然な声だった」
- 「折り返すよう言われたが、番号が不明だった」
このように、AI音声の完成度が高いため、
初めて受けると「本物の担当者」だと思い込み、
途中まで会話を続けてしまうケースもあります。
注意すべきポイント
不明な企業名に注意
ワノソフトジャパンという企業が明確に確認できない
以上、信用性の低い営業電話と判断するのが安全です。
AI音声と気づいたらすぐに切る
自動音声で一方的に話しかけてくる電話は、
人間による確認や質問ができません。
そのため、営業目的である可能性が高く、
即座に通話を終了するのが賢明です。
折り返し電話はしない
AI音声の途中で「折り返しをお願いします」と
案内されることがありますが、指示に従って
電話をかけ直すと、別の営業窓口につながる
ケースがあります。
相手の正体が不明な場合は、絶対に折り返さないよう
注意しましょう。
もし繰り返しかかってくる場合の対処法
1. 着信拒否を設定する
スマートフォンや社内電話システムで、
05054821873の番号をブロック登録しておきましょう。
再発信を防ぐことができます。
2. 社内共有・注意喚起を行う
このような電話は、特定の部署を狙って発信されます。
社内で受電内容を共有し、同様の電話があった場合に
対応を統一しておくと安心です。
3. 消費生活センターや総務省へ相談
営業目的の自動音声電話が繰り返される場合、
以下の機関への相談が有効です。
- 消費者ホットライン(局番なし188)
- 総務省 情報通信行政相談センター
- 国民生活センター
特に法人宛ての迷惑営業の場合でも、
悪質な勧誘行為とみなされることがあります。
まとめ
05054821873【050-5482-1873】
からの電話は、「ワノソフトジャパン」を名乗る
AI自動音声による営業電話です。
内容はAI導入や業務効率化の提案を装っていますが、
実際には営業目的または情報収集の可能性が高いです。
企業や個人情報を守るためにも、
不審な自動音声には応答せず、すぐに電話を切ること。
繰り返し発信される場合は、
着信拒否や公的機関への相談を行いましょう。
AI営業の時代が進む中で、
「誰が話しているのか」を確認する習慣を持つことが、
自分と会社を守る第一歩となります。