07023037983【070-2303-7983】 から掛かってくる、
警視庁上野警察署 や全国各地の県警などを名乗り、
「あなたの口座が犯罪に使われています」「あなた名義で携帯電話が
不正に契約されています」などと告げ、
強い口調で不安を煽ってくる詐欺電話の報告が全国で相次いでいます。
この番号からの電話は、
とても丁寧な話し方で始まるにも関わらず、
次第に緊迫した口調へと変化し、
「捜査協力」と称して身分証明証や個人口座情報の提出を求め、
最終的には金銭を要求する極めて悪質な詐欺手口です。
実際に被害に遭った人の多くは、
突然の電話と威圧的な内容に冷静さを失い、
指示されるままに行動してしまったと証言しており、
心理的に追い詰めるために計算された話術が使われています。
詐欺電話が語る代表的な内容と誘導の流れ
この番号からの通話では、
次のような説明や言い回しが多く確認されています。
最初は親切そうな対応ですが、
次第に強い姿勢へと変化します。
- 「あなた名義の銀行口座で不正送金が確認されています」
- 「複数の携帯電話があなた名義で契約され、犯罪に使用されています」
- 「重要な捜査に関わっています」
- 「今すぐ対応しなければ、逮捕や拘束対象になります」
- 「身分証明書を持って、指定場所へ出頭してください」
- 「出頭できない場合、資産保護措置を行います」
- 「金融庁(銀行)の調査担当に電話を転送します」
このように複数の役職者が登場するように装い、
信じ込ませようとするのが特徴です。
本物の警察は電話で資産の調査を依頼しない
犯人は本物らしく聞こえるよう、
階級名や役職を細かく名乗る場合があります。
しかし、
公的機関には明確なルールがあります。
- 電話で出頭命令を行うことはない
- 捜査目的で口座情報や暗証番号を確認することはない
- キャッシュカードの預かりや送付を求めることはない
- 資産保護の名目で金銭移動を指示することはない
- 電話を転送して別の担当者へ繋ぐことはない
この事実を知っておくだけで、
犯罪の多くは防ぐことができます。
詐欺師が使用する心理操作テクニック
犯人たちは計算された話法を使って、
冷静な判断を奪っていきます。
以下はよくある操作例です。
- 怖がらせて即決を迫る
- 電話を切らせず考える時間を奪う
- 「録音している」「あなたは容疑者候補」などと威圧する
- 味方のふりをして安心させ信頼させる
人間の心理の弱点をつく、
非常に悪質な方法です。
もし
07023037983から着信があったら
少しでも不審だと感じたら、
即座に下記を実践してください。
- 会話を途中で切って構わない
- 内容を信じず、指示には従わない
- 折り返し電話をしない
- 周囲に相談し、ひとりで判断しない
- 最寄りの警察署へ自分で確認
犯人は電話を切らせないことを最優先にしているため、
切るだけで被害を回避できます。
なぜ電話番号を変えて犯行を続けるのか
犯罪グループは、
使い捨てSIM・転送番号・名義貸し携帯などを利用しているため、
被害報告が出るとすぐ番号を変更します。
そのため、
被害情報が広まっても次々新しい番号で犯行を繰り返します。
被害防止に重要なこと
電話詐欺から身を守るためには、
事前の知識と意識が非常に重要です。
- 留守電機能を活用し、知らない番号に出ない
- 高齢の家族と情報共有を徹底
- 突然の警察名乗りは詐欺と疑う
- 自治体や警察の防犯メールに登録
まとめ
07023037983【070-2303-7983】 から掛かってくる電話は、
警視庁上野警察署や全国の警察捜査員を名乗り、
口座の不正利用や携帯の不正契約を理由に
捜査協力を求めるふりをして、
最終的には金銭、
暗証番号、
キャッシュカード情報をだまし取る
極めて危険な詐欺です。
本物の警察は電話で金銭を要求しません。
不審な電話はすぐ切り、
最寄りの警察署へ自分で問い合わせてください。
大切な家族や友人を守るため、
ぜひこの情報を共有してください。

