07023079269【070-2307-9269】 から掛かってくる、
北陸通信局 や 全国各地の県警 を名乗り、
あなたのキャッシュカードが犯罪に使われているとして
「捜査協力として身分証明証を持って出頭して下さい」などと告げ、
最終的には金銭を要求してくるという詐欺電話について、
その手口や注意点、対処法を詳しく解説します。
この番号からの電話はどんな内容か
07023079269【070-2307-9269】からの着信は、
北陸通信局や各地の県警の捜査部門を名乗り、
「あなた名義のキャッシュカードが犯罪に使用されています」
と告げて、突然不安を煽る悪質な詐欺電話です。
相手は事件番号や部署名を提示するなどして権威を装い、
「捜査協力」「出頭命令」「逮捕の可能性」といった
言葉で心理的圧力をかけてきます。
最終的には現金振込や電子マネー購入、
キャッシュカードの受け渡しを要求してくることが多く、
全国で同様の手口による被害が報告されています。
典型的な詐欺の流れ
この番号からの電話では、概ね次のような流れで話が進みます。
- 「北陸通信局特殊犯詐欺係の□□です」と名乗る
- 「あなたのキャッシュカードが犯罪に利用されています」と告げる
- 「捜査協力のため出頭してください」と迫る
- 本人確認として個人情報を聞き出す
- 最終的に金銭や電子マネー購入、カード提出を要求する
このような手順は典型的な特殊詐欺であり、
少しでも該当する場合は注意が必要です。
警察や通信局は電話で金銭を要求しない
実際の警察や通信局は、
電話だけで出頭を命じたり、
個人情報やキャッシュカード、
金銭の振込を要求することはありません。
正式な通知は必ず郵送や直接手渡しで行われます。
電話だけで「至急対応」を迫る場合は詐欺と考えて間違いありません。
電話の不自然なポイント
携帯番号や非通知での連絡
警察や通信局の正式な連絡は
固定電話の公式番号から行われます。
携帯番号や非通知は極めて不審です。
重大事件を突然伝える
マネーロンダリングや詐欺事件など
重大犯罪の関与を突然個人に告げることはありません。
個人情報を執拗に尋ねる
氏名、生年月日、住所、口座番号、暗証番号など
他人に知られたくない情報を聞く場合はほぼ確実に詐欺です。
急かす指示
「今すぐ」「至急」「他言無用」と急かす場合は
心理的プレッシャーをかける典型的な手口です。
心理操作による被害者の混乱
詐欺師は心理的プレッシャーを駆使し、
冷静な判断力を奪います。
- 警察官や通信局の権威を装い強い口調で脅す
- 「逮捕される」「口座が凍結される」と焦らせる
- 「他人に話すな」と孤立させる
- 長時間の通話で思考力を奪う
- 一人で判断させ心理的圧力をかける
この手法により、被害者は冷静さを失い
金銭を騙し取られやすくなります。
通話中に絶対やってはいけないこと
- 個人情報を相手に伝える
- 銀行口座番号やカード番号を教える
- 電子マネー購入後の番号を伝える
- 担当部署に繋ぐと言われ通話を続ける
- 相手の番号に折り返し電話する
一度情報を渡すと被害は急速に拡大します。
正しい対処法
不審な電話を受けた場合は以下を実践してください。
- 話を聞かずにすぐに電話を切る
- 折り返し電話は絶対にしない
- 家族や信頼できる人に相談する
- #9110(警察相談専用ダイヤル)に連絡
- 着信拒否設定を行う
もし被害に遭ってしまったら
金銭やカード情報を渡してしまった場合は、
速やかに次の行動をとってください。
- 警察相談専用ダイヤル #9110 へ通報
- 消費者ホットライン 188 へ相談
- 金融機関にカード・口座の利用停止手続きを依頼
早めの対応が被害拡大を防ぐ鍵となります。
まとめ
07023079269【070-2307-9269】からの電話は、
北陸通信局や全国の県警を装った
悪質な特殊詐欺です。
警察や通信局が電話で出頭命令や
金銭・カード提出を要求することは絶対にありません。
不審な電話は「出ない・話さない・信じない」。
通話を切り、#9110や警察署に相談して
安全を確保してください。
家族や高齢者にも情報を共有し、
被害防止に努めましょう。

