07024636145【070-2463-6145】 から掛かってくる、
大阪府警 や 全国各地の県警 などを名乗り、
あなたのキャッシュカードが犯罪に使われているとして、
捜査協力の名目で身分証明証を持って出頭するよう要求し、
最終的に金銭を要求してくる詐欺電話について詳しく解説します。
この番号からの電話はどんな内容か
この番号からの着信では、相手が
「大阪府警捜査二課の□□です」
「あなたのカードが犯罪に使用されています」
などと告げ、緊迫感のある内容で話を
始めます。
電話の口調は強く、不安を煽ることで
冷静な判断力を奪い、最終的には
現金振込や電子マネー購入などを
指示することがあります。
最近では電話だけでなく、
SMSやメールでも同様の内容を送りつけ、
被害者を混乱させる手口が増えています。
典型的な電話の流れ
この番号からの電話では、次のような
典型的なストーリーが確認されています。
- 「大阪府警捜査二課の□□です」と名乗る
- 「あなたのキャッシュカードが犯罪に使われています」と告げる
- 「至急出頭が必要」「捜査協力してください」と急かす
- 本人確認の名目で個人情報を聞き出す
- 現金振込や電子マネー購入を要求する
どれか一つでも該当する場合、
警戒が必要です。手口は全国で報告されており、
非常に悪質です。
警察は電話で出頭や金銭要求をしない
相手は「捜査協力」「出頭命令」「至急」など
と急かしますが、実際の警察が電話で出頭を
求めることは絶対にありません。
また、警察や裁判所が金銭の振込や
電子マネー購入を求めることも
絶対にあり得ません。
正式な文書は必ず郵送や直接手渡しで
通知されます。電話だけで対応を迫ることは
あり得ません。
電話の不自然なポイント
詐欺電話は矛盾点がいくつも存在します。
突然の電話で重大事件を告げる
マネーロンダリングなど重大事件であれば、
個人携帯からの突然の連絡は考えにくく、
固定電話や文書での通知が基本です。
非通知や携帯番号を使う
警察は公式連絡には固定電話番号を
使用します。携帯番号や非通知は
不自然です。
個人情報を執拗に尋ねる
生年月日、カード番号、口座情報など
「他人に知られたくない情報」を
聞き出す場合は、ほぼ間違いなく詐欺です。
出頭を急かす
電話で出頭命令を伝えることはなく、
必ず書面での通知が行われます。
被害者が混乱しやすい心理的手口
詐欺師は心理操作に長けており、
次の手口で被害者を追い込みます。
- 権威を騙り強い口調で圧をかける
- 「あなたの身に危険が迫っている」と脅す
- 「すぐに対応しないと逮捕される」と急かす
- 「秘密にして下さい」と孤立させる
- 思考力を奪うため長時間の通話を続ける
家族や友人にも電話内容を話さないよう
指示する場合があり、一人で判断させる
のも特徴です。
通話中に絶対やってはいけない行動
以下の行為は詐欺被害につながるため
厳禁です。
- 相手の指示に従って個人情報を伝える
- 銀行口座やカード番号を教える
- 電子マネーを購入して番号を伝える
- 「担当部署に繋ぎます」と言われ通話を続ける
- 相手の番号に折り返し電話をする
一度情報を渡すと被害は加速し、
取り戻すことは極めて困難です。
電話を受けた際の正しい対処法
詐欺電話と疑わしい場合の対応は
次の通りです。
すぐに通話を切る
相手の話を聞く必要はありません。
少しでも不審に感じたら即座に切電してください。
折り返しは絶対にしない
相手の指示した番号は詐欺窓口の可能性が
高いため、かけ直さないことが重要です。
情報を提供しない
住所、生年月日、カード番号、口座番号など、
個人情報は絶対に話さないでください。
不安な場合は警察相談窓口へ
#9110で相談すれば、実際の警察官が状況を
確認し、適切な対応を案内してくれます。
家族への注意喚起
高齢者を狙うケースが多いため、
「不審な電話が来たら必ず相談する」
というルールを家族で決めておくと、
被害防止に大きく役立ちます。
もし被害に遭ってしまったら
金銭を振り込んでしまった場合は、
すぐに銀行へ連絡し、振込停止を依頼してください。
続いて、最寄りの警察署へ被害届を提出し、
状況を詳しく説明することで調査が進みます。
消費生活センターへ相談することで、
追加の支援を得られる場合もあります。
まとめ
07024636145【070-2463-6145】
からの電話は、
大阪府警や
全国各地の県警
を名乗る極めて悪質な詐欺電話です。
警察が電話で出頭を命じたり、
金銭振込や電子マネー購入を求めることは
絶対にありません。
少しでも不審に感じたら通話を切り、
情報提供はせず、#9110や警察署へ
相談して安全を確保してください。

