07026614306【070-2661-4306】 から掛かってくる、
京都伏見警察署 捜査2課 や全国各地の県警などを名乗り、
「あなたの口座が犯罪に使われています」「あなた名義で携帯電話が
不正に契約されています」などと告げ、
強い口調で不安を煽ってくる詐欺電話の報告が全国で相次いでいます。
この番号からの電話は、
一見非常に丁寧で落ち着いた口調で始まり、
本物の警察官であるかのように階級や部署名を細かく名乗ります。
しかし会話が進むにつれ緊迫感を高め、
「捜査協力」を口実に個人情報や銀行口座情報を引き出し、
最後にはカード・現金を求めてくる極めて悪質な詐欺です。
実際の被害報告では、
突然の連絡に動揺した状態で指示に従ってしまい、
気づいた時には資産が奪われていたケースが多発しています。
詐欺グループは、
被害者が落ち着いて考える時間を奪うことに非常に長けており、
緻密な心理操作によって信じ込ませていきます。
詐欺電話の流れと典型的な会話のパターン
07026614306【070-2661-4306】 からの電話では、
次のような流れで会話が進むことが多く報告されています。
- 「京都伏見警察署 捜査2課の〇〇です」と名乗る
- 「あなた名義の口座が詐欺事件に利用されています」と告げる
- 「複数の携帯電話が不正契約されています」と警告する
- 「このままだとあなたが重要参考人になります」と危機感を煽る
- 「潔白を証明するために今すぐ捜査協力が必要です」と誘導する
- 「身分証明書を持って出頭してください」と指示する
- 出頭不可と答えると「資産保護手続きに移ります」と言う
- キャッシュカードと暗証番号、現金の提出を要求する
最終目的は、
口座情報と金融資産を奪うことです。
本物の警察は絶対に行わない対応
詐欺師は、
本物の警察のようにふるまいながらも、
実際にはあり得ない要求をしてきます。
次の内容を要求された場合は、
その時点で詐欺と断定して問題ありません。
- キャッシュカードや通帳の提出・預かり
- 暗証番号の伝達
- 現金の引き出しと手渡し指示
- ATMでの操作や振込命令
- 「こちらの番号へ折り返してください」と要求する
- 電話を切らせないように強制する
警察・金融庁・銀行などの公的機関は、
電話で金銭や金融操作を求めることは絶対にありません。
詐欺グループが使う心理操作テクニック
詐欺犯は、
長年にわたって研究された話法を使い、
冷静な判断力を奪うよう仕向けます。
- 緊迫感を与え、即断を迫る
- 「録音している」などと伝え威圧感を演出
- 「協力すれば逮捕は避けられる」と安心させる
- 電話を切らせず検討時間を奪う
- 複数の役職者を登場させ信頼性を装う
こうした手口により、
被害者の冷静さは失われていきます。
この電話を受けた際の正しい対応
身を守るためには、
次の行動が非常に重要です。
- 途中でも構わないので、すぐに電話を切る
- 相手の話を信じず、指示には絶対に従わない
- 折り返し電話をしない
- 家族や知人に必ず相談する
- 自分で警察署代表番号へ確認する
電話を切るだけで多くの被害は防げます。
もし被害に遭ってしまった場合
もしすでに個人情報を伝えてしまったり、
現金やカードを渡してしまった場合は、
急いで行動すべきです。
- すぐに最寄りの警察署へ連絡する
- 銀行に連絡してカード停止と被害届けを提出
- 携帯会社へ不正契約の確認依頼
- 通話録音・LINE・SMS・封筒などの証拠保管
早期行動が被害回復の可能性を大きく左右します。
まとめ
07026614306【070-2661-4306】 から掛かってくる電話は、
京都伏見警察署捜査2課や全国の警察組織を名乗り、
口座犯罪や携帯不正契約を理由に
捜査協力を求めるふりをして、
最終的には現金やカード情報を騙し取る詐欺です。
本物の警察は電話で金銭やカードの要求をしません。
不審な電話はすぐ切り、
必ず自分で警察署の代表番号へ確認してください。
大切な家族と財産を守るために、
この情報をぜひ共有してください。

