07091308253【070-9130-8253】 から掛かってくる、
警視庁捜査二課や全国の県警 を名乗る
不審な電話について解説します。
この電話では、
「あなた名義のキャッシュカードが
犯罪に使われている」
「捜査協力が必要になる」
「美雲証明証を持って出頭してほしい」
などと不安を強くあおり、
最終的には金銭を要求してくる
典型的な警察官なりすまし詐欺の
手口が確認されています。
07091308253からの電話の概要
07091308253【070-9130-8253】からの電話は、
警視庁捜査二課や全国の県警を名乗り、
突然かかってくるのが特徴です。
電話に出ると、
落ち着いた口調で
「警視庁捜査二課の者です」
「重大な事件に関わる確認です」
などと告げられ、
相手はあたかも本物の警察官であるかの
ように振る舞います。
しかし、
実在する警察署の番号ではなく、
携帯電話番号から発信されている点で、
極めて不自然であり、
詐欺である可能性が非常に高いと
判断できます。
よく使われる詐欺のセリフ
この詐欺電話では、
次のような言葉が使われます。
- 「あなたのキャッシュカードが犯罪に使われています」
- 「マネーロンダリング事件に関係しています」
- 「捜査協力しないと逮捕状が出ます」
- 「美雲証明証を持って出頭してください」
これらはすべて、
冷静な判断力を奪うための
心理操作にすぎません。
警察が電話だけで
犯罪関与を断定したり、
身分証を指定して出頭を
求めることはありません。
「美雲証明証」という言葉の不自然さ
詐欺電話の中で特に多いのが、
「美雲証明証」という
実在しない書類名を使う点です。
警察が正式に使用するのは、
運転免許証やマイナンバーカードなど、
明確に定義された身分証明書です。
架空の名称を使うのは、
相手が警察制度に詳しくないことを
前提とした詐欺特有の特徴です。
この言葉が出た時点で、
詐欺であると即断して問題ありません。
なぜキャッシュカードを理由にするのか
詐欺グループは、
キャッシュカードや口座という
生活に直結する要素を使うことで、
強い不安と焦りを引き起こします。
「自分が犯罪者扱いされるかもしれない」
「口座が止められるかもしれない」
という恐怖から、
相手の指示に従ってしまう人が
後を絶ちません。
これは心理的に追い込むための
典型的な詐欺手法です。
最終的に金銭を要求する流れ
話が進むと、
次のような展開になります。
- 「口座の安全確認が必要です」
- 「一時的にお金を移動してもらいます」
- 「捜査終了後に返金されます」
- 「指定口座に振り込んでください」
警察が捜査名目で
現金の振込や送金を
指示することは絶対にありません。
この時点で
完全な詐欺であると
断定できます。
本物の警察との決定的な違い
実在する警察署や警察官は、
以下のような行動を取りません。
・携帯番号から捜査連絡をする
・電話だけで犯罪関与を断定する
・金銭の移動や振込を指示する
これらが一つでも当てはまれば、
それは警察ではなく詐欺です。
電話を受けたときの正しい対応
07091308253から電話が来た場合は、
次の対応を徹底してください。
- その場で会話を続けない
- 名前や口座情報を絶対に話さない
- 一度電話を切る
- 最寄りの警察署に直接相談する
電話口で相手を問い詰める必要は
一切ありません。
まず切ることが
最も安全な行動です。
高齢者が特に狙われやすい理由
この手の詐欺は、
高齢者を中心に被害が
拡大しています。
警察という権威への信頼、
ITや制度への知識不足が
悪用されているのです。
家族間で
「警察からお金の話が出たら詐欺」
という共通認識を
持っておくことが重要です。
被害を防ぐためにできる対策
被害を未然に防ぐためには、
日頃からの備えが重要です。
・知らない番号には出ない
・留守番電話を活用する
・詐欺の事例を家族で共有する
これだけでも、
被害リスクは
大きく下げることができます。
まとめ：07091308253は警察を装った詐欺電話
07091308253【070-9130-8253】からの電話は、
警視庁捜査二課や県警を名乗り、
キャッシュカード犯罪を理由に
不安をあおり、
最終的に金銭をだまし取ろうとする
極めて悪質な詐欺電話です。
警察が電話で
金銭を要求することは
絶対にありません。
少しでも不審に感じたら、
相手の話を信じず、
すぐに電話を切り、
正規の窓口へ相談してください。
冷静な判断が、
あなたと家族の財産を
守る最大の防御策になります。
