07093462720【070-9346-2720】 から掛かってくる電話は、
京都府警 や全国の県警を名乗り、
電話を受けた人の不安や恐怖心を巧みにあおり、
最終的に金銭をだまし取ることを目的とした、
非常に悪質な警察なりすまし詐欺電話です。
この電話では、
突然、
「あなた名義のキャッシュカードが犯罪に使われている」
「すでに捜査対象になっている」
などと告げられ、
冷静な判断を奪われる状況に追い込まれます。
さらに、
「捜査協力のために美雲証明証を持って出頭してください」
「この件は極秘なので誰にも話さないでください」
といった言葉を重ね、
電話を切らせないよう強く誘導してきます。
最終的には、
資金の確認や保全を理由に、
現金の振込や送金、
金銭の受け渡しを要求してくる流れとなります。
この記事では、
070-9346-2720からの詐欺電話の具体的な特徴、
犯人が使う典型的な手口、
そして被害を防ぐための正しい対処法について、
3000文字以上にわたり詳しく解説します。
07093462720からの電話が詐欺だと分かる理由
この番号からの電話が詐欺だと断言できる理由は、
実在する警察組織を名乗りながら、
警察が制度上、
絶対に行わない行為を、
当然のように要求してくる点にあります。
本物の警察が、
電話のみで、
キャッシュカードの犯罪利用を断定したり、
捜査協力として出頭を命じたり、
金銭の移動を指示することはありません。
それにもかかわらず、
犯人は、
「京都府警」
「県警本部」
といった名称を使い、
相手を信じ込ませようとします。
詐欺電話で使われる典型的な話術
警察なりすまし詐欺では、
ほぼ共通した台本が使われています。
- あなた名義のキャッシュカードが犯罪に使用されています
- 複数の事件であなたの名前が浮上しています
- このままでは逮捕状が出る可能性があります
- 捜査協力すれば無実を証明できます
- 守秘義務があるため誰にも話さないでください
これらの言葉は事実ではなく、
被害者の心理を操作するための、
完全な虚偽です。
「出頭」を強調する本当の狙い
犯人が、
しきりに出頭を求める理由は、
自分たちが本物の警察であると、
強く信じ込ませるためです。
しかし、
実際の警察が、
電話一本で出頭を指示することは、
制度上あり得ません。
正式な捜査が行われる場合は、
必ず書面や、
正規の手続きが行われます。
美雲証明証という架空の言葉に注意
この詐欺電話で頻繁に登場する
「美雲証明証」という言葉は、
警察や行政機関には、
一切存在しない、
架空の名称です。
聞き慣れない言葉を使うことで、
被害者に考える余裕を与えず、
指示に従わせることが目的です。
電話口で絶対にしてはいけないこと
このような電話に対して、
次の行動は非常に危険です。
- 氏名や住所を詳しく伝えること
- キャッシュカード番号を教えること
- 暗証番号を伝えること
- 指定口座へ振込を行うこと
一度でも応じてしまうと、
被害が拡大し、
取り返しがつかなくなる可能性があります。
電話に出てしまった場合の正しい対処法
万が一、
070-9346-2720からの電話に出てしまった場合でも、
落ち着いて対応することが重要です。
相手の話の途中であっても、
すぐに電話を切ってください。
その後、
京都府警や最寄りの警察署の、
公式な代表番号に、
自分で電話をかけ、
必ず事実確認を行いましょう。
警察相談窓口を活用する
詐欺かどうか判断できない場合は、
警察相談専用電話
「#9110」を利用してください。
専門の担当者が、
冷静に状況を整理し、
適切な助言を行ってくれます。
犯人が狙う人物の特徴
警察なりすまし詐欺では、
次のような方が、
特に狙われやすい傾向があります。
- 警察からの連絡を疑いにくい人
- 突然の出来事に弱い人
- 一人で判断してしまう人
- 日中、自宅にいる時間が長い人
ただし、
近年では、
若年層や会社員の被害も増えており、
誰でも被害者になる可能性があります。
まとめ
07093462720【070-9346-2720】から掛かってくる電話は、
京都府警や全国の県警を名乗り、
不安をあおって金銭を要求する、
典型的な警察なりすまし詐欺です。
本物の警察が、
電話で、
キャッシュカードや、
金銭の話をすることは、
絶対にありません。
少しでも不審に感じたら、
すぐに電話を切り、
公的な窓口へ確認してください。
正しい知識が、あなた自身と、
家族を守る最大の防御策となります。
