08059687144【080-5968-7144】 から掛かってくる、
警視庁捜査◯課 や 全国各地の県警 などを名乗り、
あなたのキャッシュカードが犯罪に使われているとして、
捜査協力の名目で身分証明証を持って出頭するよう要求し、
最終的に金銭を要求してくる
詐欺電話について詳しく解説します。
近年、全国で急増している
「警察官や捜査機関を名乗る特殊詐欺」は、
極めて巧妙な話術と
不安を煽る脅し文句を武器にして、
多くの一般市民を狙っています。
今回取り上げる
08059687144【080-5968-7144】
からの電話も、まさにその典型です。
電話は突然かかってきます。
相手は落ち着いた声で
「警視庁捜査◯課の◯◯警部補です」
「県警金融犯罪対策室の担当官です」
などと名乗り、
権威性を利用して信用を得ようとします。
その直後に、
次のような言葉で不安を与えます。
「あなた名義のキャッシュカードが
振り込め詐欺グループに利用されています」
「複数の逮捕者の供述により、
あなたの名前が浮上しています」
「無実を証明するために
捜査協力が必要です」
ここまでの時点で、
大半の人は強い不安に陥り、
冷静な判断を失います。
詐欺師はその心理状態を
巧みに利用し、次の要求へ進みます。
要求内容は次のような流れです。
- 身分証明書(免許証・保険証・マイナンバーカード)を提示せよと要求
- 「誤認逮捕を防ぐため」として出頭を指示
- 口座番号や暗証番号を聞き出す
- 「安全のために口座凍結が必要」と現金引き出しを指示
- 「証拠保全のため」と現金を預けさせる
そして最終的には
現金の受け渡しを要求する、
もしくはデジタル決済や電子マネーの送金を
執拗に迫ってきます。
**ここで重要な事実があります。**
警察や官公庁は、
電話で金銭の支払いを指示したり、
暗証番号を要求したり、
現金を預かったりすることは
絶対にありません。
これは公式に発表されており、
全国の警察署が繰り返し注意喚起しています。
しかし詐欺師は、
複数人で役割を演じることもあり、
「金融庁」「銀行協会」「検察庁」
などと名乗る人物が
次々と登場する場合があります。
さらに、
LINEやSMSで
「事件資料」「証拠」などと偽装した
URLを送りつけてくることもあります。
最近特に増えている特徴は以下の通りです。
- 携帯電話番号の発信(固定電話ではない)
- こちらの名前や住所を既に把握しているように話す
- 折り返し確認を拒否する
- 「他言無用」「録音禁止」と指示する
- すぐに対応を迫る緊迫感の強要
ここで明確に覚えておくべきポイントは、
**本物の警察は折り返し確認を拒まない**
ということです。
さらに、
正式な事情聴取が必要な場合には、
必ず郵送で正式な文書が送られます。
したがって
08059687144【080-5968-7144】
のような携帯番号からの着信の時点で
強く警戒すべきです。
では、実際にこのような電話を受けた場合、
どう行動すべきなのでしょうか。
最も安全な行動は以下の通りです。
- すぐに電話を切る
- 個人情報や口座情報を答えない
- 着信番号を控える
- 家族や知人と共有する
- 最寄りの警察署(代表番号・固定電話)へ確認する
- 迷惑電話登録・着信拒否設定を行う
特に高齢者を狙うケースが非常に多く、
多くの自治体で被害報告が急増しています。
被害者の多くが
「本当に警察だと思った」
「言葉に説得力があった」
と証言しています。
自分は大丈夫だと思っている人ほど
危険に晒されやすく、
詐欺師はその心理を熟知しています。
詐欺の被害を防ぐ最大の対策は、
「知識」と「共有」です。
この情報をぜひ
家族や地域の方々と共有して下さい。
不審な電話は
即座に切り、
正規の窓口で確認する。
これが最も確実な防御策です。
本記事が、
あなたと大切な家族を
詐欺の脅威から守るための
一助となれば幸いです。

