09021094313【090-2109-4313】から掛かってくる、
警視庁捜査二課 や 全国の県警 を名乗る
不審な電話について現在確認されている
詐欺被害の傾向をもとに、
その手口や危険性、
被害を防ぐために知っておくべきポイントを、
詳しく解説していきます。
この電話では、
「あなた名義のキャッシュカードが犯罪に使われている」
「すでに捜査対象となっており重大な事件に発展している」
「捜査協力のため美雲証明証を持って出頭してほしい」
などと告げられ、
最終的には金銭の支払いや送金を要求されるケースが多く、
典型的な警察なりすまし詐欺電話だと考えられます。
警視庁捜査二課という名称は、
実在する部署であるため、
多くの人が本物だと信じ込みやすく、
強い不安と恐怖を感じてしまいます。
詐欺グループは、
その心理を巧みに利用し、
冷静な判断力を奪っていきます。
09021094313は警察とは一切関係のない危険な番号
結論からお伝えすると、
09021094313【090-2109-4313】は、
警視庁捜査二課や全国の県警、
実在する警察署とは一切関係のない番号です。
警察が、
個人の携帯電話番号へ直接連絡し、
キャッシュカード犯罪への関与を断定的に伝えたり、
電話だけで捜査協力を求めることはありません。
まして、
電話口で金銭の話を持ち出したり、
送金や現金準備を指示することは、
正式な警察業務として絶対にあり得ません。
この時点で、
詐欺を強く疑うべき内容です。
詐欺電話で語られる典型的な説明内容
09021094313からの電話では、
次のような流れで話が進むケースが多く報告されています。
- 警視庁捜査二課の捜査員を名乗る
- あなた名義のキャッシュカードが犯罪に使用されたと告げる
- 全国規模の事件で被害額が大きいと強調する
- あなたも捜査対象になっていると伝える
- 無実を証明するため捜査協力が必要だと説明する
警察特有の言い回しや専門用語を使い、
疑う余地を与えないのが特徴です。
恐怖心を利用した巧妙な心理操作
犯人は、
被害者を焦らせるため、
次のような言葉を繰り返し使います。
- 「このままだとあなたも容疑者として扱われます」
- 「協力しなければ逮捕状が出る可能性があります」
- 「極秘捜査なので家族には絶対に話さないでください」
- 「今すぐ対応しないと被害がさらに拡大します」
このように強い言葉で追い込むことで、
相談や確認をする余裕を奪い、
犯人の指示に従わせるのが狙いです。
美雲証明証という架空書類に要注意
この詐欺電話で頻繁に登場する
「美雲証明証」
という書類は、
実際には存在しない架空の証明証です。
警察が一般市民に対して、
このような証明証の提示を求めることは、
現実には一切ありません。
もっともらしい名称を使うことで、
正式な捜査だと信じ込ませるための、
完全な作り話です。
金銭要求に至るまでの典型的な流れ
詐欺グループは、
いきなりお金を要求するのではなく、
段階的に被害者を誘導していきます。
- 犯罪に関与している可能性を示し不安を与える
- 無実を証明するため協力が必要だと説明する
- 口座や資産の有無を確認する
- 調査名目で資金移動が必要だと指示する
- 指定口座への振込や現金準備を求める
「一時的な預かり」
「調査後に必ず返金される」
といった説明は、
すべて嘘です。
一度支払ったお金が戻ることはありません。
この電話で絶対にしてはいけない行動
09021094313からの電話に対して、
次の行動は非常に危険です。
- 口座番号や暗証番号を教える
- キャッシュカードを渡す約束をする
- 指定された口座へ送金する
- 指示された場所へ一人で向かう
少しでも不審に感じたら、
その場で電話を切ることが、
最も安全な選択です。
警察を名乗る電話を受けた際の正しい対処法
本当に警察からの連絡かどうかを確認するには、
相手の話を鵜呑みにせず、
自分から行動することが重要です。
電話を切った後、
最寄りの警察署や警視庁の、
公式な代表番号へ自分で電話をかけ、
事実確認を行ってください。
それだけで、
詐欺被害を防げる可能性は大きく高まります。
まとめ:09021094313は極めて悪質な警察なりすまし詐欺電話
09021094313【090-2109-4313】から掛かってくる電話は、
警視庁捜査二課や全国の県警を名乗り、
キャッシュカード犯罪を理由に不安をあおり、
最終的に金銭や個人情報をだまし取ろうとする、
極めて悪質な詐欺電話です。
本物の警察とは、
一切関係ありません。
少しでも怪しいと感じた場合は、
すぐに電話を切り、
家族や警察相談窓口へ相談することが、
被害防止につながります。
冷静な対応こそが、
あなた自身と大切な財産を守る最大の武器です。

