09041524440の正体はニセ警察&ニセ厚労省による劇場型の詐欺電話!
09041524440【090-4152-4440】という電話番号は、
警察官を装う人物と、
厚生労働省の職員を騙る人物が登場する
「警察と厚生労働省の共同捜査という劇場型詐欺」に使用されています。
今までは、警察官を名乗る人物が
直接電話をかけてくるのが主流でしたが、
今回の電話はそれとは一味違います。
まずは厚生労働省のニセ職員が電話をかけ、
そこから「違法取引」をでっちあげて
ニセ警察官に電話を転送するので要注意。
最近では、厚生労働省の職員以外にも、
NTTや銀行、カード会社などの機関を騙り、
そこからニセ警察に電話を転送するという
パターンも増えてきているので、気を付けてください!
今回の劇場型詐欺の流れと手口
今回の電話で語られる
「ニセ警察官とニセ厚生労働省職員による劇場型詐欺」は、
以下のような流れで話が進んでいきます。
- まず「●●さんの携帯でよろしいでしょうか?」とあなたの名前を確認
- あなたが「はい」と肯定すると「厚生労働省の○○です」と名乗る
- 「輸入が許可されていない薬品を、あなたが取り扱っているという容疑がかかっている」と告げられる
- 現在、警察と合同捜査中で、警察に転送すると言う
- ニセ警察官に電話が繋がり、ここから出頭や保釈金の話になる
この流れは全国で確認されている典型的な特殊詐欺です。
最初に「あなたの名前を確認してくる」という所が特に注意すべき点となります。
知らない携帯電話番号から着信があり、
名前を確認された時は警戒した方が良いでしょう。
詐欺師が使う心理的テクニック
詐欺師は心理操作に長けており、次の方法で
被害者を追い込みます。
- 警察や厚生労働省の職員を名乗り信頼を得る
- 重大事件への関与を示唆して不安を煽る
- 「今すぐ対応しないと逮捕されます」と急かす
- 家族や周囲に相談させず孤立させる
- 長時間の通話で判断力を奪う
これらの手口により、被害者は冷静さを失い、
金銭を渡してしまう危険があります。
電話で見抜く不自然なポイント
- 警察が携帯番号や非通知で連絡することはまずない
- 電話だけで身分証やカードを提出させることは絶対にない
- 暗証番号や口座番号を電話で聞くことは一切ない
- 現金や電子マネーの提出を求めるのは詐欺
- 折り返し番号を指示された時点で詐欺確定
通話中に絶対やってはいけないこと
- キャッシュカード番号や暗証番号を伝える
- 通帳やカードを渡す
- 現金を用意して渡す
- 相手の指定番号に折り返す
- 一人で判断して対応する
安全な対処法
不審に感じた場合は、まず通話を切ることが最も重要です。
その後、相手の指示には従わず、
自分から警察の公式相談窓口(#9110)へ連絡してください。
家族や信頼できる人に相談することで、
冷静に判断できる環境を作ることが可能です。
被害にあった場合の対応
被害に気づいた場合は、迅速な行動が重要です。
- 最寄りの警察署に連絡して被害届を提出
- 銀行やカード会社に連絡してカードを停止
- 振込済みの場合は銀行に振込停止を依頼
- 消費生活センターに相談して助言を受ける
迅速な対応が被害拡大を防ぐ鍵となります。
家族や高齢者への注意喚起
特殊詐欺は高齢者を狙うことが多く、
家庭内で「不審な電話は必ず相談する」という
ルールを作っておくことが非常に重要です。
怪しい電話番号を記録して家族で共有することで、
同じ番号からの電話への注意喚起にもつながります。
まとめ:09041524440からの電話は出ないで安全を確保!
09041524440【090-4152-4440】は、
この記事の更新時点で
警視庁や各地の県警などを名乗って
「出頭を命じてくる詐欺電話」に使用されています。
警察が電話だけで出頭を求めることは、
決してありません。
こういった不審な電話には、
通話をすぐに切って身を守って下さい。
また、絶対に自分から電話を掛けないように
注意することも大切です。
もし、ご家族やご友人などの所に
怪しい電話が掛かって来て不安になっている場合は、
この情報をぜひシェアしてあげてください。

