09043303425【090-4330-3425】
から掛かってくる、
大阪府警 や全国の県警を名乗り、
「あなたのキャッシュカードが犯罪に使われて
います」
「美雲証明証を持って至急出頭してください」
などと不安をあおり、
最終的には金銭やカード情報をだまし取る詐欺に
ついて、ここでは詳しく解説していきます。
この番号に限らず、近年は警察組織をかたる特殊
詐欺が後を絶たず、全国的に相談件数が急増して
いる状況です。
警察庁も注意喚起を行っていますが、詐欺師側の
手口が巧妙化しており、一般の人が突然電話を受
けてしまうと、冷静な判断がむずかしいケースが
多くみられます。
ここでは、この番号からの電話の特徴や、実際に
どのような手口で金銭を要求してくるのか、被害
を避けるために知っておくべきポイントまで、順
を追って分かりやすく説明します。
まず、この電話の大きな特徴として、相手が公的
機関の名を騙ることで、受け手の心理的な不安を
一気に高める点が挙げられます。
「あなた名義のキャッシュカードが犯罪に利用さ
れています」
「至急の捜査に必要なため、美雲証明証を持って
出頭してください」
といったセリフは、突然聞かされれば多くの人が
戸惑い、強い危機感に包まれます。
詐欺師たちは、この“心理的な揺さぶり”を最大
限に利用し、正常な判断力を奪った状態で金銭を
要求してきます。
本来、警察が市民に電話で出頭を求めることは、
極めて限定的な状況を除き、まずありません。
ましてやキャッシュカードや暗証番号を確認する
こともなく、郵送や訪問でカードの提出を指示す
ることも絶対にありません。
しかし詐欺電話では、もっともらしい口調で次々
と話を進め、相手に質問させる隙を与えないよう
畳みかけるのが大きな特徴です。
たとえば、実際に報告されている流れとして多い
のは次のようなパターンです。
まず最初に、「銀行口座が不正利用されている」
「特殊詐欺グループにあなたの個人情報が漏れて
いる可能性がある」などと告げられます。
その後、「身分証とキャッシュカードを持って警
察署へ至急出頭してほしい」と伝え、さらに「確
認のため担当部署に電話をつなぐ」と言って別の
詐欺メンバーへ引き継ぎます。
この時、“内線番号風”の偽番号を読み上げ、信用
させるケースも多くみられます。
こうした流れに乗せられると、電話を切るタイミ
ングを失い、詐欺師のペースに引き込まれてしま
います。
さらに悪質な場合、実際に自宅近くまで訪問して
キャッシュカードを受け取りに来るケースも報告
されています。
詐欺師は警察官風の名札をつけ、スーツ姿で現れ、
いかにも“公式な手続き”であるかのように装い
ます。
しかし当然ながら、どれほど姿がそれらしくても
警察官が市民のキャッシュカードを回収したり、
暗証番号を聞き出すことは絶対にありません。
こうした偽装の目的はただひとつ、カードから金
銭を引き出すためです。
では、なぜこのような詐欺電話が減らないのでし
ょうか。
理由のひとつは、詐欺師が常に新しい電話番号を
取得し、短期間だけ使っては捨てる「使い捨て回
線」を利用している点にあります。
今回の09043303425【090-4330-3425】
も、類似の詐欺で頻繁に確認されるパターンと同
様、一時的に使用されている可能性が高い番号だ
と言えます。
また、詐欺グループは音声の口調訓練やシナリオ
作りを徹底し、聞き手に「本物の警察官かもしれ
ない」と錯覚させる技術を磨いています。
さらに、詐欺のターゲットは高齢者だけでなく、
若年層や働き盛りの世代にも広がっています。
「警察」や「捜査協力」という言葉の重さにつけ
込む手口は、年代を問わず効果を発揮してしまう
のです。
では、もしこの番号から電話がかかってきてしま
った場合、どのように行動すべきでしょうか。
もっとも重要なのは、相手の指示に絶対に従わな
いことです。
電話が公的機関を名乗っていても、突然キャッシ
ュカードの犯罪利用を告げたり、身分証を持って
出頭するよう求めたりする場合は、ほぼ確実に詐
欺です。
一度冷静になるため、電話をいったん切りましょ
う。
相手が「今切ると逮捕される」「今すぐ対応しな
いと口座が凍結される」などと脅してきても、そ
れは典型的な詐欺師のセリフです。
電話を切った後は、実在の警察署へ、自分で調べ
た正式な電話番号から問い合わせることが安全で
確実です。
この確認作業だけで、詐欺被害をほぼ完全に回避
できます。
また、今回の番号のように不審な着信履歴が残っ
ているだけでも、地域の警察署や消費生活センタ
ーに相談することは意味があります。
同じ番号に関する報告が増えれば、行政側の注意
喚起が強化され、地域全体の被害防止につながり
ます。
もしすでに個人情報やカード番号を伝えてしまっ
た場合は、すぐに銀行に連絡して利用停止手続きを行い、あわせて警察へ相談して下さい。
詐欺師は、相手が混乱しているほど攻め込んでく
る傾向がありますが、逆にこちらが正式な手続き
を取り始めると、途端に連絡を絶って逃げること
がほとんどです。
日頃から、未知の番号からの電話に安易に出ない
ことも、予防策として非常に有効です。
特に、番号が携帯番号形式の090や
080などの場合、
公的機関を名乗る電話はまず疑ってかかるべきで
す。
今回の09043303425【090-4330-3425】
に関しても、多くの報告が寄せられており、一般
市民を狙った悪質な詐欺電話として認識されてい
ます。
このような手口を知識として持っておくだけで、
詐欺に巻き込まれる可能性を大きく減らすことが
できます。
詐欺は“知っていれば防げる犯罪”です。
今後も似た番号からの不審な電話は出てくる可能
性が高いため、自分自身だけでなく、家族や周囲
の大切な人にも情報を共有しておくことが重要で
す。
突然の電話で不安をあおるのは、詐欺師の常套手
段です。
どんな状況でも「いったん落ち着く」「相手の言
葉を鵜呑みにしない」「必ず自分で公式の窓口に
確認する」という三つの行動を心がけて下さい。
これだけで、多くの詐欺被害は確実に防ぐことが
できます。
以上、09043303425【090-4330-3425】
から掛かってくる、警察を名乗る特殊詐欺電話に
ついて詳しく解説しました。
