09048749316【偽警察官／出頭要請】の詐欺電話です。

09048749316【090-4874-9316】 からかかってくる、
京都府警 や 全国の県警 を名乗り、
「あなたのキャッシュカードが犯罪に利用されています」
「捜査協力として身分証を持って出頭してください」
などと伝え、最終的に金銭を要求してくる特殊詐欺電話について、
その手口や特徴、注意点、対処法を詳しく解説していきます。

これは、いわゆる警察官等を名乗る特殊詐欺であり、
全国で同様の手口による被害が急増している非常に危険な犯罪です。
電話で不安をあおり、冷静さを奪った上で金融情報やキャッシュカードを
だまし取ることを目的とした悪質な電話であるため、
少しでも疑わしい場合は絶対に応じてはいけません。

09048749316からの電話の内容はどんなものか

電話では、強い圧力をかけるような口調で
「キャッシュカードが事件に関与している」
「詐欺グループに個人情報が流出している」
「被害を防ぐための協力が必要」
といった言葉を繰り返します。

この時、相手はあたかも本当に警察であるかのように、
部署名や階級を名乗り、事件番号のような番号を読み上げて信用させようとします。
しかし実際には全て作り話であり、本物の警察官はこのような電話をかけることはありません。

特に近年増加しているケースでは、電話上で不安にさせた後、
「カードの無効化のため手続きが必要」
「安全な口座に一時避難させる」
などともっともらしい指示を出し、
カード情報や暗証番号、最終的には現金をだまし取る流れになります。

電話が語る典型的なストーリーの流れ

多くの被害報告に共通する流れは以下の通りです。

犯人は常に「急いでください」「秘密にしてください」と言い、
冷静に考える余裕を与えないようにします。

警察は電話で出頭命令や金銭要求をしない

本物の警察であれば、
・電話一本で出頭を求める
・個人情報や金融情報を電話で聞き出す
・カードや現金を預かると申し出る
これらは絶対にありません。

また、警察署や裁判所、検察庁、金融機関など公的機関は
重要な連絡は必ず書面で行います。
電話だけで手続きを強制することは100％ありません。

そのため、電話で「カードを用意してください」「暗証番号を教えてください」
という時点で詐欺と断定して問題ありません。

犯人が使う不自然で怪しいポイント

見抜くポイントとして以下が挙げられます。

携帯電話番号や非通知でかけてくる

警察が私用携帯番号から市民へ直接連絡することはありません。
携帯番号の時点で詐欺の可能性が極めて高いと判断できます。

出頭を急かして感情を揺さぶる

本物の捜査であれば冷静な説明が行われ、時間制限を迫ることはありません。
焦らせるのは詐欺師の典型です。

個人情報やカード情報を聞き出す

住所、生年月日、金融情報を細かく質問してきたら要注意です。

他人に相談しないよう指示する

「家族には言わないで」「秘密にしてください」と言うのは詐欺の象徴です。

詐欺師が用いる心理操作テクニック

犯人は次の手法で思考力を奪います。

この心理的追い込みによって、普段は冷静な人でも判断を誤ってしまいます。

電話を受けた際に絶対やってはいけない行動

以下の行動は危険です。

一度情報を渡すと、取り返すことはほぼ不可能になります。

正しい対処法

不審だと感じたら以下を徹底してください。

すぐに通話を切る

相手に言い返す必要はありません。

折り返し電話をしない

指示された番号は詐欺用窓口につながります。

公的機関には自分で検索して電話する

ネット検索または電話帳記載の番号で必ず確認してください。

#9110に相談する

警察の相談窓口で実在の案件かどうか確認できます。

もし被害に遭ってしまったら

少しでも情報を渡してしまった場合は、早急に対応しましょう。

「恥ずかしい」「自分の責任だ」と思わせ沈黙させるのが犯人の狙いです。
必ず相談してください。

まとめ

09048749316【090-4874-9316】 からの電話は、
警察を装い、市民を不安にさせて金銭やカード情報を奪う
極めて悪質な特殊詐欺です。

詐欺から身を守る最大の武器は、正しい知識と冷静さです。
自分だけで判断せず、必ず周囲と情報を共有してください。