09048753164【090-4875-3164】 から掛かってくる、
警視庁捜査2課 や全国各地の県警などを名乗り、
「あなたの口座が犯罪に使われている」「あなたの携帯電話が不正契約されている可能性がある」と説明し、
捜査協力として身分証明証を持って出頭して下さいと要求する詐欺電話が全国で報告されています。
さらに、出頭できない理由を伝えると、
「あなたの資産を保護する必要がある」「口座を凍結して調査する必要がある」などと説明し、
最終的にはキャッシュカードの受け渡し、暗証番号の提供、現金の引き出しと手渡しを指示してくる非常に悪質な特殊詐欺です。
この電話は完全な詐欺であり、警察を名乗る相手の言葉を信用してはいけません。
警察が電話で個人情報や口座情報、資産状況を聞き出すことは絶対にありません。
詐欺電話の主な特徴と手口の流れ
この番号 09048753164【090-4875-3164】 から掛かってくる電話では、
相手はまるで本当に警察署に勤務しているかのように役職や部署名を名乗り、
緊急性を強調しながら次のような流れで会話を進めてきます。
典型的な詐欺話法の構成
- 「警視庁捜査2課です」などと権威のある肩書きを名乗り安心させる
- 「あなた名義の口座が詐欺事件に巻き込まれています」と不安を煽る
- 「携帯電話が不正に契約されています」と追加情報で混乱させる
- 「潔白を証明するために捜査協力が必要です」と協力を求める
- 「今すぐ身分証明証を持って出頭して下さい」と強い口調で迫る
- 出頭できないと言うと「資産保護」「口座凍結」などの手続きを要求
- キャッシュカードや暗証番号、現金の受け渡しへ誘導する
このように相手は、被害者の心理状態を巧みに利用し、
「自分が疑われている」「協力しないと不利になる」と思わせて行動させようとします。
詐欺師が使う代表的な心理誘導の言葉
電話の中で詐欺師は、次のようなフレーズを頻繁に使用します。
よく使われる危険なキーワード
- 「事件にあなたの名前が出ています」
- 「身分の潔白を証明するための手続きです」
- 「このままだと口座が凍結されます」
- 「逮捕や告訴の可能性があります」
- 「指示に従わないと大変なことになります」
これらは冷静な判断力を奪い、恐怖によって行動させるための典型的な詐欺テクニックです。
警察は電話で出頭や資産保護を要求しません
実際の警察や金融機関は、
電話で以下のようなことを求めることは絶対にありません。
- 口座番号や残高、暗証番号などの情報
- キャッシュカードの受け渡し
- 自宅や指定場所での現金の受け渡し
- 封筒に入れて封印するなどの行為
- 「ATMへ行ってください」という指示
もし本当に事件に関係がある場合は、必ず書面による正式な手続きが行われます。
このような電話を受けたとき絶対にやってはいけないこと
- 相手に個人情報を伝えること
- 相手が要求する電話番号に掛け直すこと
- 指定された場所に向かうこと
- キャッシュカードや現金を渡すこと
- 自分だけで判断すること
安全に対応するためにすべき行動
- その場ですぐ電話を切る
- 家族や周囲の人に相談する
- 警察署の「公式番号」に自分で電話して確認する
- 留守番電話設定を活用し、録音を保存できれば保存する
- 不安な場合は全国の消費生活センターに相談する
被害を防ぐための予防対策
詐欺被害は、犯罪グループがターゲットを選んで行っています。
知識と対策を持つことが最も効果的な防御になります。
- 知らない番号には基本的に出ない
- 留守電にして必要な相手のみ折り返す
- 高齢の家族と詐欺対策を共有しておく
- 電話の相手が警察名を名乗っても疑う習慣を持つ
- 自分だけで判断しないルールを決める
まとめ:最も大切なのは落ち着いて対応すること
09048753164【090-4875-3164】 から掛かってくる電話は、
警察を名乗って不安を煽り、お金を狙う特殊詐欺です。
相手の口調が丁寧であっても、役職名を名乗ったとしても絶対に信用してはいけません。
不安を感じたら、
すぐに電話を切り、必ず
正規の警察署の番号に自分で掛け直して確認することが重要です。
自分を守るために、そして大切な家族を守るために、
「電話での要求には従わない」という意識を持ち続けましょう。

