09055252286【090-5525-2286】 から掛かってくる、
京都府警 や全国各地の県警などを名乗り、
「あなたの口座が犯罪に使われています」「あなた名義で携帯電話が
不正に契約されています」などと告げ、
強い口調で不安を煽ってくる詐欺電話の報告が全国で相次いでいます。
この番号からの電話では、丁寧で落ち着いた話し方で始まるものの、
会話を続けるにつれて緊迫感を増し、
「捜査協力のために身分証明証を持って出頭してください」
「出頭ができないなら資産保護の手続きに入ります」
などと言って、
最終的にはキャッシュカードや現金を渡すように誘導してきます。
実際の警察は電話だけで出頭依頼を行うことはありません。
また、資産保護手続きや金融調査のためと称して、
個人の金融情報を尋ねたり、
金銭の提出・引き出しを指示したりすることは絶対にありません。
しかし、
犯人はあたかも本物の捜査員のような口調で話し、
階級名や部署名を細かく名乗ることで信じ込ませ、
心理的に追い詰める巧妙な手口を用いてきます。
詐欺電話が使う典型的な話法と誘導の流れ
この番号
09055252286【090-5525-2286】
からの電話では、次のような流れで会話が進むケースが多く報告されています。
- 「京都府警捜査一課の〇〇です」と名乗る
- 「あなた名義の銀行口座が詐欺事件で使われています」と告げる
- 「携帯電話が第三者により不正契約されています」と話を重ねる
- 「このままだとあなたが容疑者扱いになります」と脅す
- 「潔白を証明するために捜査協力が必要です」と要求
- 「身分証を持って今すぐ出頭してください」と指示する
- 出頭できないと言うと「資産保護のための緊急措置を行います」と話す
- キャッシュカード・暗証番号・通帳・現金の提出を求める
相手は常に冷静な口調で話し、
「協力すればすぐに解決する」
「あなたを守るための手続きだ」
という言い方で安心させ、
主体的に動いたと錯覚させて行動させます。
詐欺師が用いる心理操作テクニック
詐欺電話には、受け手の判断力を奪うための心理誘導が盛り込まれています。
心理を揺さぶる言葉の例
- 「この電話は録音されています」
- 「あなたは重要参考人に指定されています」
- 「逮捕状を回避するために協力してください」
- 「この内容を他人に話すと捜査妨害になります」
- 「銀行と連携していますので担当に繋ぎます」
これらはすべて、
不安と焦りを与え、
冷静な判断を失わせるための技術です。
一度不安を植え付けられると、
人は誤った判断をしやすくなり、
詐欺師の指示通りに行動してしまう傾向があります。
警察や公的機関は絶対にしないこと
実在する公的機関が行わない代表例は以下の通りです。
- 電話で出頭命令を出す
- ATMでの送金操作を指示する
- 暗証番号を尋ねる
- キャッシュカードや現金を回収する
- 金融資産の一時預かりを要求する
- 電話を転送し別担当者へ繋げる
これらを電話で行う組織は存在しません。
その時点で詐欺と断定して問題ありません。
電話を受けた際に絶対してはいけないこと
- 言われた内容を信じて質問に答える
- 折り返し電話をする
- ATMに向かう
- カードや現金を渡す
- 一人で判断する
電話を切るだけでも被害を防ぐことができます。
正しい対処方法
もし不審な電話だと感じたら、
次の行動を徹底してください。
- すぐに電話を切る
- 家族や知人に相談する
- 警察署の公式番号へ自分で電話して確認する
- 留守番電話機能を活用する
- 消費生活センターや警察相談専用電話へ相談する
被害に遭ってしまった場合の対応
情報を伝えてしまった、
カードを渡してしまった場合でも、
迅速に動くことで被害を最小限にできます。
- すぐに最寄りの警察署へ相談する
- 銀行に連絡しカード停止と被害届を提出する
- 携帯会社へ不正契約の確認を行う
- 通話録音やメールなど証拠を保全する
まとめ:まず疑うことが最大の防御
09055252286【090-5525-2286】 から掛かってくる電話は、
警察官を名乗る特殊詐欺です。
目的はただ一つ、
あなたの資産を奪うことです。
「電話でお金やカードの話が出たら詐欺」
と覚えておいてください。
不安なときは必ず電話を切り、
自分で警察署の代表番号へ問い合わせて確認しましょう。
大切な財産と生活を守るために、
決して一人で判断せず、
周囲へ相談することを忘れないでください。

