09079694092【090-7969-4092】 から掛かってくる、
京都府警 や全国各地の県警などを名乗り、
あなたのキャッシュカードが犯罪に使われているので、
捜査協力として身分証明証を持って出頭して下さいと指示し、
最終的に金銭を要求してくるという
非常に悪質な詐欺電話について、
詳しく解説していきます。
09079694092の電話は警察を名乗る詐欺です
最初に断言します。
09079694092【090-7969-4092】からの電話は、
京都府警捜査二課や県警本部などを名乗り、
キャッシュカードの悪用や捜査協力を口実に、
金品をだまし取る詐欺です。
近年全国で多発している
「警察官装い型特殊詐欺」の典型的な手口であり、
公式機関や実在組織とは一切関係ありません。
本物の警察が市民に対して
電話で出頭指示をしたり、
カードや暗証番号の提出を求めたりすることは
絶対にありません。
この一点を強く理解して下さい。
多くの被害者は
突然の「事件当事者扱い」に動揺し、
正常な判断ができなくなってしまうことで
詐欺グループの思うつぼにされてしまいます。
詐欺グループが使う主な話法の流れ
多くの報告に共通している典型的な流れは
以下のようなものです。
- 「京都府警捜査二課の○○です」
- 「あなた名義のキャッシュカードが
事件に利用されています」 - 「被害者から告訴状が提出されています」
- 「口座が凍結される可能性があります」
- 「捜査協力のために身分証を持って出頭して下さい」
- 「確認のためカードを回収します」
- 「暗証番号も必要です」
電話は非常に落ち着いた口調で、
礼儀正しく、
いかにも公的機関らしい雰囲気を出してきます。
そのうえで、
別の人物に電話をつなぎ、
銀行員や検察官役を登場させる場合もあります。
役割を複数投入することで
本物の捜査であるかのように
信じ込ませるのです。
詐欺師が狙う心理操作
この手の詐欺は警察の威信を利用し、
次の心理を強く刺激します。
・トラブルを早く解決したい焦り
・無実を証明したい焦燥感
・「拒否したら悪いことになる」という不安
詐欺師はこれらを巧妙に利用し、
判断力を奪い取ります。
特に、
「時間がありません」
「すぐに対応しないと口座が凍結される」
といった言葉は
緊迫感を作るための常套句です。
人間は強い不安の状態では
正しい判断ができなくなります。
そこを狙う非常に悪質な犯罪です。
実際に報告されている被害例
今回の手口と同種の被害の流れは
次のようなケースが一般的です。
- 警察を名乗る電話を受け、
カード悪用の説明をされる - 捜査協力としてカード提出を要求される
- 自宅まで回収員が来訪しカードを受け取る
- 実際のカードと偽物をすり替えられる
- その日のうちに現金が引き出される
受け取り役は
スーツ姿、名刺所持、偽物の職員証など
見た目を徹底的に整えています。
これにより、
被害者の疑いを取り除くのです。
絶対にしてはいけない5つの行動
この電話を受けた際、
次の行動は絶対にしてはいけません。
- キャッシュカードを渡す
- 暗証番号を伝える
- 自宅住所を詳細に説明する
- 折り返し指示された番号に電話する
- 出頭指示に従う
警察が暗証番号やカードを要求することは
100%ありません。
これは絶対に覚えてください。
正しい対処方法
もしこの番号から電話が来たら、
次の行動を取って下さい。
- すぐに電話を切る
- いかなる情報も絶対に答えない
- 公式の警察相談窓口 #9110 に確認する
- 家族・知人に共有し注意喚起する
電話を切ることに躊躇はいりません。
本物の公的機関ならば、
必ず正式な書面で通知が届きます。
なぜ高齢者の被害が多いのか
この詐欺は特に
高齢者を狙って行われやすい傾向があります。
その理由としては、
・警察への信頼が強い
・突然のトラブルに動揺しやすい
・家族に相談せず判断してしまう
・固定電話を利用しているため出やすい
こうした背景が詐欺師に利用されています。
家族間での情報共有が
被害防止に非常に効果的です。
被害に遭わないための心構え
次の意識を常に持つことが重要です。
・「警察」や「逮捕」「口座凍結」は
詐欺の典型ワード
・電話で個人情報や金銭を求める組織は存在しない
・知らない番号は基本的に出ない
・悩んだら誰かに相談する
詐欺は冷静さを奪うことで成立します。
落ち着くことが最も強力な防御です。
まとめ
09079694092【090-7969-4092】から掛かってくる電話は、
京都府警捜査二課や全国各地の県警を名乗り、
あなたのキャッシュカードが犯罪に利用されたと告げて
不安をあおり、
最終的に金銭やカードを奪い取る詐欺電話です。
本物の警察は、
市民に金銭や暗証番号の提出を求めません。
不審に感じたら必ず電話を切り、
#9110へ確認すること。
そして、
家族全体で情報共有して下さい。
あなたと大切な人を守るために、
知識と警戒心を持つことが何より重要です。

