つい先日、珍しいものを頂きました。
それが、「災害用非常食のピラフ」です。
(タイトル下の写真が、ピラフのパッケージです)
災害用非常食といえば、熱を加えずに食べることが可能な
乾パンやクラッカー、レトルトの白米などが出ていることは知っていましたが、
最近はバリエーションが豊富になっているようですね~。
ただ、気になるのは、その「味」ですよね。
いくら非常食だからと言っても、
美味しくなければ意味がありません。
[char no=”1″ char=”いぬた”]本当に、そのまま食べても美味しいの?[/char]
一体どんな味がするのか個人的に気になったので、
今回はこの非常食ピラフの実食レポートについてお伝えしていきます。
賞味期限は7年後!圧倒的な保存期間の長さ!
パッケージを見て「へぇ~~~」と感心したのは、保存期間の長さ。
常温で、最長7年間も保存可能だそうです。

賞味期限は、製造から7年後。
(※記事更新時は2022年です。その7年後2029年まで保存OKと書いてあります)
手に持ってもレトルトカレー並みに軽いので、
これなら災害用の持ち出し袋にヒョイと入れておけばOKですね。
ちなみに、パッケージの裏側にある原材料表示は、以下の通りです。

いろいろな食材が入ってますね♪
袋を開封。肝心の中身は・・・
さて、賞味期限や原材料など、
パッケージの気になる表示を一通りチェックしたので、いざ開封!
【注】画像の見栄えが良くないですが、ありのままを撮影しているためご容赦ください。

お世辞にも、見た目が良いとは言えないですが・・・。
まあ、この薄いパッケージの中に詰められていたのだから仕方ないですよね。
さすがに、このままでは
見栄えがしないので、器に盛ってみました。

先ほどと比べて見違えましたね♪
どことなく「ピラフ」という雰囲気が出てきたような感じになりました。
ご飯の中にはコーンやマッシュルームなどの具も確認でき、なかなか大したものです。
食べ方は「そのまま食べてOK」冷えたご飯が嫌いでも間食できた!
パッケージには「そのまま食べられる」と記載があったので、
電気やガスが使用できない状態を想定し、今回は熱を加えず「そのまま食べる」ことにしました。
とはいえ、最初そのまま食べるのには少しだけ抵抗がありました。
私は冷えたご飯が好きではなく、むしろ「嫌い」に近いレベルです。
(子どもの頃は「お弁当にご飯を入れないで欲しい」と親に頼むほどでした)
しかし、その心配も良い意味で裏切られ、
クリーミーな味で口当たりが良く、中身の素材のコクも程よく出ているという感じ。
味の濃さも丁度よく、水を一度も口にしなくても美味しく食べ進めることができました。
冷やご飯が嫌いな私でも完食することができたので「冷たいご飯は苦手」と思っている人にも個人的におすすめしたいです。
いや~、美味しかった☆
そのまま食べられるのに美味しい理由は〇〇だった!
このピラフが美味しかったので、せっかくだから
「冷ご飯が嫌いな私でも美味しく食べられたのは何故だろう?」といった理由について自分なりに分析してみました。
まず、食べた時の食感で分かったのですが、つぶされた「じゃがいも」が入っており、口当たりがなめらかになっているのが良かったのだと思います。
さらに、パッケージの原材料表示を見てみると「シチュールウ」の文字を発見。
まろやかな味はシチュールウ由来のものだったと分かりました。
じゃがいもとシチュールウのおかげで、お米がパサパサせず、そのまま食べてもクリーミーで美味しい仕上がりになっていたのだと思います。
あと、程よく水分を含んでいるのも個人的に良い印象を受けました。
災害時は水が貴重ですからね。
いつ水が手に入るか分からないかも知れないのに、食事の時に口内が乾いてしまって貴重なお水をガバガバ飲んでしまったら元も子もありません。
なので、口内が乾かず最後まで美味しく頂けるのは、このピラフの大きなメリットだと思います。
まとめ 非常食ピラフは「ご飯もの備蓄食」におすすめできる一品
ここまで実際に食べてみて分かったこと・気付いた点を書いてきたのですが、
結論としては「この非常食ピラフは、おすすめできる一品」だと私は思います。
水なし、電気やガスも使えない状態だとしても、
袋を開けて「そのまま美味しく食べられる」という大きなメリットがあるし、
何より、冷ご飯嫌いな私でも一袋すべて食べることができたので。
そのうえ「常温保存可能」で場所も殆ど取らないですし。
パックに詰められているため、袋を開けた時の見た目はあまり良くありませんが、一口食べてみると当初の印象が変わると思いますよ。
我が家の場合、災害用の非常食だけではなく、普段の備蓄食としても活躍しそうです。
今回は5袋頂いたけど、この調子なら
あっという間に全て食べてしまうかもしれません。