絶対に失敗しない海鮮あんかけ炒飯の作り方とは?

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炒飯の中でも、ひときわ存在感が大きい「海鮮あんかけ炒飯」は海の幸がたっぷりで、ワンランク上の炒飯という感じがしますよね。そんなゼイタクな海鮮あんかけ炒飯に家庭でも挑戦してみました。
 

失敗しない海鮮あんかけ炒飯を考えてみた結果!

調べてみたところ、あんかけ炒飯は本場中国で「福建炒飯」と呼ばれていて、主に香港で食べられているそうです。日本では1990年頃に一大ブームになったそうですが、2000年代の現在も大人気ですよね。そんな海鮮あんかけ炒飯ですが、あんかけ炒飯の命でもあるあんは、意外と作るのが難しく、ダマになったり、水っぽくなったりして調理に失敗しやすいのが難点。そこで今回は、料理初心者の方でも失敗せず美味しい海鮮あんかけ炒飯を作る方法についてご紹介していきます。

まずは基本の炒飯作りからスタート

まずは海鮮あんかけ炒飯に欠かせない「基本の炒飯」を作っていきましょう。
【炒飯の材料 2人前】
・温かいごはん お茶椀2杯
・みじん切りの生姜 小さじ1杯
・卵黄 4個分
・卵白2個分
・塩 少量
・胡椒 少量
・小口切りネギ 大さじ1杯
 
【炒飯作りの手順】
1.油を敷いたフライパンにみじん切りにしておいた生姜を炒め、しっかり溶いた卵を加えます。
2.大きく円を書くように混ぜ、卵が固まりだしたら、ごはんを加えて、塩胡椒で味を整えてゆきます。
3.みじん切りしておいたネギを加え、ひと混ぜしたら器に盛ります。
玉子と生姜だけで簡単&美味しい炒飯は、そのまま食べてもGOOD。余ったら、おにぎりにしても美味しいですよ♪
 

簡単で本格的!海鮮あんの作り方

炒飯ができたら、いよいよ問題となっている海鮮あん作りに取り掛かりましょう。

【海鮮あん材料 2人前】

・カニ 1杯
・アスパラガス 4本
・紹興酒 大さじ1杯
・中華スープ 300cc
・塩 小さじ1/2杯
・胡椒 少量
・砂糖 ひとつまみほど
・水で溶いた片栗粉 大さじ2杯ほど
・卵白 2個分

【海鮮あん作りの手順】

1.フライパンを火にかけ、紹興酒を注いで香りが立ってきたら、中華スープを加えます。
2.1に事前に茹でて1cmほどの斜め切りにしておいたアスパラガスとカニを加え、塩と胡椒、そして砂糖で味を整えてゆきます。
3.2が沸騰したら、水で溶いた片栗粉を少量ずつ加えて、とろみを出してゆき、仕上げに卵白を少しずつ加え、お玉を使って混ぜます。
4.炒飯の上に3をかけたら完成です。
 

海鮮あんかけ炒飯を成功させるコツ

卵を割った後、卵白は海鮮あんと炒飯で各2個分ずつ使用しますので、捨てずに取っておきましょう。海鮮あんは緩すぎると炒飯に染み込んでしまい、固過ぎると食べた際に一体感を感じられなくなってしまいます。絶妙なとろみをつけるためには、片栗粉と水の分量を「1:1」にすること・水溶き片栗粉を加える際はゆっくり少しずつ加えること・片栗粉を加えた後も火加減に注意しつつ、加熱することです。特に片栗粉を加えた直後のあんは、やや手に抵抗を感じるため、混ぜるのが大変かもしれませんが、その後も手を止めずに、ゆっくり加熱し続けることで滑らかなとろみへと変化して行きますので、初めに感じた抵抗を忘れず、熱を加えて、少し軽く感じたら火を止めましょう。ただし、火力が強過ぎるとダマになってしまうので、ご注意くださいね。海鮮あんかけ炒飯には、春雨の中華サラダや中華スープ、ジュンサイのスープにシューマイなどが良く合います。また、デザートに杏仁豆腐を用意しておくとお子様にも喜ばれますよ。