プロ仕様の酢豚を上手に作るコツは?

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甘酢あんと豚肉&野菜の相性がバツグンで大人気の中華メニュー「酢豚」。今回は、中華料理屋さんで食べるプロ仕様の酢豚を家庭で挑戦してみた時のレシピです!


今では小学校の定番給食メニューとして大人気の酢豚ですが、パイナップルを入れるか入れないかで白熱した論争を繰り広げています。
日本ではパイナップルを酢豚に入れるのが苦手という方も多いのですが、なぜ酢豚にパイナップルが入っているのでしょうか。その理由は、清の時代に中国国内に欧米人が住んでいた地区で料理店を営んでいた料理人たちが彼らに高級感のある料理を出そうと考え、当時高級食材として扱われていたパイナップルを加えたのが始まりだと言われています。ですが、日本ではパイナップル入りの酢豚が苦手な方も多いですので、今回はパイナップルが入っていない酢豚のレシピをご紹介します。

手順

下準備
1.豚肉を2cm角にカットし、お酒と醤油で下味を付けておきます。
2.人参・ピーマン・玉ねぎ・水煮タケノコは食べやすいサイズの乱切りにし、人参のみ下茹でしておきます。
3.合わせ調味料と水溶き片栗粉の材料をそれぞれ混ぜ合わせておきます。

【酢豚作り】
1.下味を付けておいた豚肉の汁気を軽く拭き取り、片栗粉をまぶして160度に温めた油でカラッと揚げて油を切っておきます。
2.中華鍋にサラダ油を加えて熱したら、玉ねぎ・人参・タケノコ・ピーマンの順に炒めてゆき、一旦取り出します。
3.2の鍋にケチャップを入れ、炒めて煮立ったら合わせ調味料を加えて、再度煮立たせ、水溶き片栗粉を少しずつ加えてとろみをつけてゆきます。
4.3に豚肉と野菜を戻し入れ、あんが具材にしっかり絡んだら、ごま油を加えて香りを付け、器に盛り付ければ完成です。
 

材料 4人前

・豚もも肉の塊 300g
・お酒 大さじ1杯
・醤油 大さじ1杯
・片栗粉 大さじ3杯
・人参 1/2本
・玉ねぎ 1個
・水煮タケノコ 1個
・ピーマン 2個
・ごま油 大さじ1杯
・サラダ油 大さじ2杯
・ケチャップ 大さじ5杯

【水溶き片栗粉】
・水 大さじ3杯
・片栗粉 大さじ1.5杯

【合わせ調味料】
・砂糖 大さじ3杯
・お酢 大さじ3杯
・醤油 大さじ2杯
・塩 少量
・水 大さじ5杯
・鶏ガラスープの素 大さじ1杯
 

ワンポイントメモ

野菜に1度火を通すことで調理時間を短縮することが出来ますし、さらに野菜の旨味を閉じ込めることができます。使用する豚肉はそぎ切りにすると柔らかな食感が楽しめます。小さなお子様たちはピーマンが苦手化と思いますので、その場合はブロッコリーに変えて作ってみてはいかがでしょうか。酢豚の付け合せには、もやしのナムルやきゅうりの和え物、すまし汁に長いものお味噌汁、春雨スープなどがオススメですよ。