昔ながらの喫茶店で出てくるナポリタンを家でも再現してみたい!そんな思いから、今回は「喫茶店のナポリタン」に挑戦した時のレシピを書いていきます。
ナポリタンなのに実は日本生まれ!?
カルボナーラにミートソース、ペペロンチーノに和風スパゲッティなど世界には様々なパスタ料理がありますが、その中でも幅広い年齢に愛されていて不動の人気を誇るナポリタン。実はコレ、日本発祥のメニューで、本場ナポリで食べられているナポリタンとは大きく異なるそうなのです。お子様ランチやお弁当のおかずとしても定番ですよね。なかでも愛知県名古屋市では、熱々のステーキ用の鉄皿にナポリタンを乗せ、溶き卵を縁からそっと流し込んだ「鉄板イタリアン」が注目を集めており、今では愛知県を代表するご当地グルメとなっています。
ナポリタンを家庭で作ると・・・
しかし、ナポリタンをいざ自宅で作ってみると「喫茶店の味と何か違う」と思いませんか?私も作ってみたのですが、ザックリ言うと「ケチャップの主張がなんか強いな~」という感じでした。でも、それを改良していって、やっと喫茶店みたいな味が出来るようになったんです。今回はケチャップの主張が低く、あの喫茶店で出てくるような【名古屋発祥の鉄板イタリアン風】ナポリタンのレシピをご紹介したいと思います。
名古屋風ナポリタンの材料について
名古屋名物イタリアンにそっくり!名古屋風ナポリタンの作り方をご紹介します。まずは材料から。
[ip5_box size=”box–large” title=”材料(1人前)” title_size=”” width=””]
・スパゲッティ 80gから100gほど
・玉ねぎ 1/2個
・ピーマン 1個
・ウインナー 2本
・ニンニク1/2片
・EXヴァージンオリーブオイル 大さじ1杯半
・白ワイン 大さじ1杯
・トマトケチャップ 大さじ4杯
・トマトソースもしくはトマト缶 大さじ3杯
・スパゲッティの茹で汁 大さじ1杯
・塩 適量
・黒胡椒 適量
・温泉卵 1個
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もし家にあれば、盛り付け用に「ステーキ用の鉄板」を用意しておくというのも雰囲気が出るのでアリです。
名古屋風ナポリタンの作り方
[ip5_box size=”box–large” title=”手順” title_size=”” width=””]
1.玉ねぎ・ピーマンを食べやすいサイズにカットします。
2.ウインナーは縦にカットします。
3.ニンニクは細かく刻んでおきましょう。
4.スパゲッティは袋に表示されている規定時間まで塩茹でします。
5.フライパンにオリーブオイルを敷き、刻んでおいたニンニクを入れて弱火で2分から3分ほど炒めます。
6.ニンニクの香りが立ってきたら、玉ねぎ・ピーマン・ウインナーを加え、軽く塩胡椒をしたら、中火から強火にし、一気に炒めてゆきます。
7.食材に火が通ったのを確認したら、白ワインを加えてアルコール分を飛ばします。
8.スパゲッティの茹で汁を加え、トマトソースとケチャップを投入し、黒胡椒を振ります。
9.茹でたスパゲッティを入れて、ソースと絡めます。
10.皿の上に温泉卵を乗せ、少々崩しておきます。
11.崩した温泉卵の上にナポリタンを盛り付ければ完成です。
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温泉卵の黄身と麺を絡ませながら食べると、美味しいですよ~。
皿ではなく鉄板の上に盛り付けた場合は、黄身が熱で固まってしまう前に麺とからめておくと良いです。
ナポリタンのワンポイントメモ
スパゲッティを茹でる際はフライパンを使うと茹でやすいのですが、後に茹で汁を使うので、フライパンでスパゲッティを茹でる際はフライパンを2つ用意しましょう。ナポリタンをおいしく作るコツは、太めのスパゲッティをアルデンテではなく、結構しっかりめに茹でることです。スパゲッティを茹でた後、水気をしっかり切ってしまう方もいらっしゃいますが、切りすぎは厳禁。水気がないと炒めたときにパサパサになるのでご注意を。
ナポリタンまとめ
今回は玉ねぎ・ピーマン・ウインナーの3種類の具材を使用していますが、ハム・ベーコン・赤ウインナー・マッシュルーム・人参などお好みの食材を加えてオリジナルのイタリアンを作ってみてはいかがでしょうか。ナポリタンの付け合せには、ポテトサラダ・ポトフ・コンソメスープなどがオススメです。コッテリした味わいのナポリタンを食べた後には、さっぱり風味のフルーツたっぷりヨーグルトやパンナコッタ、ミルクプリンを食べて最後まで楽しい食事の時間を過ごしてみませんか?
![]() ゴージャスなナポリタン [ 丸山浮草 ] |