材料費が安くてサッと調理できるもやし料理は、家計のお助けメニューとしても非常に役立ってくれますよね。そんな「もやしを使った料理」の中でも特におすすめのレシピや、より美味しく作るためのコツについてご紹介!
もやし料理は下処理で味に差が出る!
もやし料理を美味しく作るには、下処理をしっかりするかどうかで差が出てくると言っても過言ではありません。もやしは傷みやすいため、買ってきたその日に使わない場合、そのまま冷蔵庫に入れてしまうと早く劣化し、調理した時に味が落ちたり臭みが気になったりします。もやしを買ってきてすぐ熱湯に5~6秒湯通しし、水気をよく切って密閉容器に保存しておくと、もやしの劣化を防ぎ新鮮な状態を2~3日キープすることができますよ。
もやしの臭みを出さないためには?
調理後もやし特有の臭みが出ないようにするコツとしては、湯通しのほかに、もやしの頭とヒゲを取り除いておくことです。試しに、この処理を行ったもやしと未処理のもやしを塩コショウで炒めて食べ比べてみたところ、処理したもやしは冷めても臭いが気にならなかったのに対し、未処理のもやしで作った方は、時間がたつにつれ臭みを感じるようになりました。一本ずつ取るのは非常に面倒で時間がかかるため、余裕のある時はやってみることをオススメします。
究極の節約料理【もやし卵炒め】の美味しい作り方
この【もやし卵炒め】は、もやし1袋と卵2個あればすぐ作れるので、材料費の節約したい時にオススメ。調味料は、醤油小さじ1杯と塩とコショウ少々、(ブラックペッパーがあれば尚良い)、炒め油(大さじ1程度)があればOKです。フライパンは油をひいてよく熱しておき、もやしを強火で1分ほどサッと炒めます。いったん皿にもやしを移し、今度は油でとき卵をサッと炒めます。卵が半熟状態になったら、もやしをフライパンに戻し、醤油と粉末鶏がらスープをかけ、手早く混ぜます。火をとめ、最後に塩とコショウで味を調節して完成!卵はあらかじめ溶いておき、手早く調理するのが美味しさの秘訣です。
メイン料理に【もやしの豚巻】もオススメです
もやしをメインの一品で使うなら、もやしの豚巻がオススメ。もやしは強火でサッと炒めておいてから適量を束にし、豚バラ肉でぐるぐる巻きにします。あとはフライパンで豚バラ肉に火が通るまで焼き、塩コショウで味をととのえて出来上がり!2人前であれば、もやしと豚バラ肉それぞれ200gずつあれば出来ると思います。お好みで、お醤油やソースをつけて食べると美味しく頂けますよ。
もやし料理を美味しく作るコツは?
もやし料理を美味しく作るコツは、もやしの良さである「シャキっとした歯触り」を失わないように調理すること。もやしは水分が多い食材のため、熱を加えると水分が出て、水っぽくてシナシナした感じに。それを防ぐために必要なのは油とスピード。もやしの表面を油でコーティングし、強火でスピーディーに加熱すると、シャキシャキ感を失わず調理することが出来ます。このとき炒める時間は、1分程度にとどめておくのがコツです。もやしをスープなど汁気の多い料理に使うときも、まず油で短時間炒めておいてから調理の終盤で加えると、シャキシャキした食感が楽しめますよ。