山梨県のご当地B級グルメとして知られている【鶏もつ煮】。普通のモツ煮込みと違い、鶏のレバーを使っているのが特徴的なこの料理は、B1グルメグランプリ最優秀賞を受賞してからは知名度が一気に上昇しました。今回は、そんな鶏もつ煮を美味しく作るためのレシピについてご紹介していきます。
鶏もつは天然の美容サプリメント
実は鶏もつ煮に使われている【鶏レバー】は「食べるサプリメント」とも言われ、食べると美容に関する様々なメリットがあるのです。例えば、鶏レバーはビタミンA・B・鉄分が豊富で、同様の栄養素を含む牛や豚のレバーに比べて低カロリーのため、ダイエット中でも安心して食べることが出来ます。その中でも鉄分に関しては「牛レバーの3倍」とも言われ、新陳代謝を上げて太りにくい体質にするのに役立ちますよ。また鶏レバーに含まれる「レチノール」はヒアルロン酸を増やす効果があるので、肌荒れ、ニキビ予防、そして美白効果もあると言われているのも注目すべきポイント。美肌を目指すなら、食べないわけにはいきませんね。
鶏レバーの臭みを消すコツ
鶏もつに使う鶏レバーは栄養満点ですが、やはり特有の臭いが気になるという方もいらっしゃると思います。臭みをとるためは下処理で鶏レバーを牛乳に漬けむ方法もありますが、鶏もつ煮の場合は牛乳がなくても「調理の初めから終わりまで一貫して強火で炒めること」で臭みを消していくことが可能です。タレにからめながら強火で炒めると、臭いが香ばしさにかわり、照りが増すのでオススメですよ。
鶏もつ煮の材料を用意しよう!
早速、鶏もつ煮の材料を用意してみましょう。鶏もつ煮には鶏レバーに限らず、臓物系の様々な部位をあわせて使うことが多いそうで、ここでご紹介するレシピでも「鶏レバー」と「砂肝」の2種類を使っていくことにします。4人分の材料は、鶏レバーと砂肝それぞれ300gずつ、ピーマン2個(ししとう可)、サニーレタス3~4枚、生姜・にんにくを少々。調味料は砂糖100cc,醤油100cc(ビミサン可)、みりん・酢・酒各大さじ1、サラダ油大さじ1となります。
山梨B級グルメ【鶏もつ煮】レシピ
まず、鶏レバーと砂肝を切って、塩水でよく洗い水をきっておきます。このとき、鶏レバーは大きめに切ったほうがいいです。炒めているうちに、かなり小さくなって硬くなってしまうからです。中華なべにサラダ油を熱して生姜、にんにくのみじん切りを炒め鶏レバーと砂肝を白くなるまで炒めます。調味料を全部入れたら、ひたすら強火で7、8分炒め続けます。この間、汁をからめながら炒めます。汁はほとんど無くなるまで炒めますが、照りが足りないようなら、酒、ビミサンを回し入れて最後に大きめに切ったピーマンを入れて汁をからめながら炒めて完成です。仕上げとしてお皿にレタスをしいて、熱々の鶏もつ煮をのせると、レタスがいい具合にしんなりして、鶏もつ煮と一緒に食べれば絶品!どうぞ一度お試し下さい。