0120189609【0120-189-609】 という 電話番号からかかってくる「労働金庫」 を名乗る不審な電話が増加しています。
この電話では、金融庁のガイドラインに基づいてお客さま情報や お取引の目的を確認するという名目で、個人情報を要求する内容が多く見受けられます。
今回は、このような詐欺電話の実態や対処法について詳しく解説します。
もくじ
不審な電話の内容
0120-189-609からかかってくる電話では、次のような内容が伝えられます。
「平素より〈労働金庫〉をご利用いただき、誠にありがとうございます。
労働金庫では2019年6月より金融庁の『マネー・ローンダリング及び テロ資金供与対策に関するガイドライン』に基づき、 お客さま情報やお取引の目的等を定期的に確認させていただいております。
お客さまにはお手数をおかけいたしますが、 何卒ご理解とご協力をお願い申しあげます。」
このように、正当性を装った内容で電話をかけてくることが特徴的です。
「金融庁のガイドライン」や「マネー・ローンダリング」といった 専門用語を使うことで、信用を得ようとする手口が見受けられます。詐欺の手口
この電話の目的は、相手から個人情報や金融情報を引き出すことです。 詐欺師は以下のような手口を用いることが一般的です。偽の企業名
労働金庫を名乗ることで、相手に信頼感を与えようとします。緊急性を強調
「確認しないと口座が凍結される」といった脅迫めいた内容で不安を煽ります。個人情報の要求
銀行口座番号やパスワード、マイナンバーなどの情報を求めてきます。 このような手口に引っかかってしまうと、 個人情報が悪用される危険性があります。どのように対処すべきか
このような不審な電話を受けた場合の対処法について、 以下のポイントを押さえましょう。電話を切る
まず、相手が誰であれ、怪しいと感じたらすぐに電話を切ることが重要です。 自分が利用している金融機関からの電話かどうか確認する方法を取るべきです。公式な連絡先に確認する
もし心配な場合は、実際に労働金庫の公式サイトに 記載されている連絡先に電話をかけて確認しましょう。 公式の窓口であれば、正確な情報を得ることができます。個人情報を提供しない
不審な電話で個人情報を要求されても、 決して情報を提供しないことが重要です。 銀行口座番号やパスワード、 マイナンバーなどは絶対に教えないようにしましょう。周囲に相談する
家族や友人、または金融機関の窓口に相談することも大切です。 不安な気持ちを共有することで冷静に対処できる場合が多いです。詐欺電話の特徴
詐欺電話にはいくつかの共通した特徴があります。 これらを知っておくことで、今後の被害を未然に防ぐことができます。非通知や080、090からの電話
詐欺師は自分の番号を隠すことが多く、非通知でかけてくるケースが多いです。急かすような言い方
「すぐに確認が必要です」といった急かす言い方をすることが多いです。
専門用語の使用
銀行や金融に関する専門用語を使って、信頼性を装う傾向があります。
まとめ
0120189609【0120-189-609】という電話番号からの 不審な電話は詐欺の可能性が高いため注意が必要です。
電話を受けた際には、冷静に対処し、 個人情報を決して提供しないように心掛けましょう。
また不安な場合は必ず公式な窓口に確認することが重要です。
最後に、身近な人々と情報を共有し詐欺の手口について 理解を深めることで、さらなる被害を防ぎましょう。
詐欺は誰にでも起こり得る問題ですので、 常に警戒を怠らないようにしましょう。