0120177288【0120-177-288】 という
電話番号が記載された「労働金庫」 を名乗る不審なメールの受信が増加しています。
「口座の確認」との事ですが、
本当に信用できるものなのでしょうか?
今回は、このメールの実態や
受信した場合の対処法について詳しく解説していきます。
0120177288の「労働金庫」を自称するメール内容
0120177288が記載されたメールでは、
「労働金庫」を名乗り、次のような内容が伝えられています。
【労働金庫】お取引目的等確認のお願い
平素より、労働金庫をご利用いただきありがとうございます。労働金庫では2019年6月より金融庁の「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」に基づき、お客さま情報やお取引の目的等を定期的に
確認させていただいております。お客さまにはお手数をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力をお願い申しあげます。※なお、確認させていただく時期はお客さまごとに異なります。
※2024年11月7日までに「 お取引目的等の確認 」より、お取引の目的等のご確認をお願いいたします。▼お取引目的等確認
https://osskcorp.com/mapion.html※確認後、口座の全ての機能が正常にご利用いただけるようになります。
※一定期間内に確認が取れない場合、口座のお取引が制限されます。
※お客さま情報等の定期的なご確認にご協力ください【ご注意】
・お客さま個別の事由で口座のお取引が制限されている場合、本件のお手続きを完了しても制限は解除されません。
・その他重要なお手続きのご案内が表示される場合があります。ご案内を確認後、回答画面が表示されます。お客さまにはお手数をおかけいたしますが、何とぞご理解、ご協力のほどお願いいたします。
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お問い合わせは下記まで
労働金庫 お客さま情報管理センター
0120-177-288
<受付時間>
月曜日~金曜日 午前9時~午後5時
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差出人:一般社団法人全国労働金庫協会
このメールアドレスは送信専用です
このように、正当性を装った内容で
メールを送信してきます。
注目すべきポイントについて
メール文面には「金融庁のガイドライン」や
「マネー・ローンダリング」といった専門用語が見受けられます。
これらの専門用語を使用することで、
本当に金融機関から送信されたメールと誤認させ、
信用を得ようとしていると考えられます。
但し、実際に金融機関からの
口座確認が実施される場合、
メールだけでは済ませず
必ず「書面」で連絡が来ます。
そのため、これは詐欺の可能性が極めて高いと考えられます。
口座確認メールの目的
このメールの目的は、相手から
個人情報や金融情報を引き出すことです。
詐欺師は以下のような手口を用いることが一般的です。
偽の企業名
労働金庫を名乗ることで、相手に信頼感を与えようとします。
緊急性を強調
「確認しないと口座が凍結される」といった
脅迫めいた内容で不安を煽ります。
個人情報の要求
まずは、出来る限り早く確認の手続をするよう促し、
メール内に記載されているURLにアクセスさせようとしてきます。
そして、銀行口座番号やパスワード、
マイナンバーなどの情報を入力するよう求めてきます。
このような手口に引っかかってしまうと、
個人情報が悪用される危険性があります。
0120177288記載のメール対処法
このような不審なメールを受けた場合の対処法について、
以下のポイントを押さえましょう。
記載された番号に電話をかけない
まず、相手が誰であれ、怪しいと感じたら
記載された電話番号には連絡しないことが重要です。
公式な連絡先に確認する
もし心配な場合は、実際に労働金庫の公式サイトに
記載されている連絡先に電話をかけて確認しましょう。
公式の窓口であれば、
正確な情報を得ることができます。
個人情報を提供しない
不審なメールで個人情報を要求されても、
決して情報を提供しないことが重要です。
銀行口座番号やパスワード、
マイナンバーなどは絶対に入力しないようにしましょう。
周囲に相談する
家族や友人、または金融機関の窓口に相談することも大切です。
不安な気持ちを共有することで冷静に対処できる場合が多いです。
不審なメールの特徴
詐欺のメールにはいくつかの共通した特徴があります。
これらを知っておくことで、今後の被害を未然に防ぐことができます。
急かすような言い方
「すぐに確認が必要です」等といった
急かす言い方をすることが多いです。
専門用語の使用
銀行や金融に関する専門用語を使って、
信頼性を装う傾向があります。
0120177288記載の「労働金庫」を自称するメール:まとめ
0120177288【0120-177-288】という電話番号が記載された
「労働金庫」を名乗るメールは、
フィッシング詐欺の可能性が極めて高いため
返信や折り返しの電話は避けた方が良いです。
受信した場合は、メール内のURLには
絶対にアクセスしないよう注意しましょう。
特に、カード情報などの個人情報を
決して入力しないように心掛けましょう。
また、不安な場合は必ず
労働金庫の公式窓口に確認するのが重要です。
それと同時に、被害を防ぐために
身近な人に相談したり情報を共有し、
このような詐欺の手口について
理解を深めていくことも有効な手段です。
今や誰もが詐欺師に狙われる可能性がある時代ですので、
常に警戒を怠らないよう注意しましょう。