09016204245【偽警察官／出頭要請】の詐欺電話です。

09016204245【090-1620-4245】
からかかってくる、
大阪府警を名乗る詐欺電話 について、
その手口や注意点、正しい対処法を詳しく解説していきます。

この番号からの電話はどんな内容なのか

09016204245【090-1620-4245】からの着信は、
大阪府警や全国各地の警察を名乗り、
「あなたのキャッシュカードが犯罪に利用されています」
「身分証を持って出頭してください」
といった内容で話を始める特殊詐欺電話です。

電話の相手は強い口調で不安を煽り、被害者を混乱させることで冷静な判断力を奪い、
最終的には現金振込や電子マネー購入を指示する悪質な手口です。

警察や公的機関を名乗ることで信じてしまう人も多く、全国で同様の被害が報告されています。

典型的な詐欺電話のストーリー

この番号からの電話では、次のような流れがよく見られます。

最近では、同様の手口で「裁判所の命令」や「税務署からの督促」と偽るケースも報告されています。
手口は年々巧妙化しており、警戒が欠かせません。

警察は電話で出頭や金銭要求を行わない

詐欺師は「捜査協力」「出頭命令」「至急」などの言葉を使って不安を煽りますが、
実際の警察が電話だけで出頭を求めることは絶対にありません。

また、警察が金銭の振込や電子マネー購入を求めることも一切ありません。
これらの要求があった時点で、間違いなく詐欺です。

さらに、警察や裁判所の正式な文書は必ず郵送や直接手渡しで通知されます。
電話だけで対応を迫られることはあり得ません。

電話に見られる不自然な点

大阪府警を名乗っていても、詐欺であることを示す矛盾点がいくつも存在します。

突然の電話で重大事件を告げる

本当にキャッシュカードが犯罪に関わる重大事件であれば、
個人携帯番号に突然連絡が入ることはありません。
警察や金融機関からの正式な連絡は、必ず固定電話や書面で行われます。

非通知や携帯番号を使う

警察の正式な連絡は固定電話の公式番号で行われます。
携帯番号を使う時点で不審です。

個人情報を執拗に尋ねる

生年月日、カード番号、口座情報などを聞き出す行為は詐欺の典型です。
特に「他人に知られたくない情報」を要求する場合は、ほぼ確実に詐欺です。

出頭を急かす

警察は出頭命令を電話で伝えることはなく、必ず書面で通知されます。

被害者が混乱しやすい心理的手口

詐欺師は心理操作に長けており、次のようなテクニックで被害者を追い込みます。

これらの手口により、冷静さを失った状態で金銭を騙し取られてしまいます。
また、家族や友人にも電話内容を話さないよう指示される場合もあります。

通話中に絶対やってはいけない行動

以下の行動は詐欺被害につながるため厳禁です。

一度情報を渡すと被害は加速し、後から取り戻すことは極めて困難です。

電話を受けた際の正しい対処法

詐欺電話と疑わしい場合の対応として、最も安全な方法は次の通りです。

家族への注意喚起が重要

この種の詐欺は高齢者を狙うことが多く、
一度信じてしまうとそのまま指示に従ってしまう危険があります。

家族間で「不審な電話が来たら必ず相談する」というルールを決めておくと、
被害防止に大きく役立ちます。

もし被害に遭ってしまったら

金銭を振り込んでしまった場合は、一刻も早く銀行へ連絡し、振込停止の手続きを依頼してください。
続いて、最寄りの警察署へ被害届を提出し、状況を詳しく説明することで調査が進みます。
また、消費生活センターへ相談することで追加の支援を得られる場合もあります。

まとめ

09016204245【090-1620-4245】からの電話は、大阪府警を名乗る極めて悪質な詐欺電話です。
キャッシュカードの犯罪利用を理由に不安を煽り、金銭を騙し取る手口が確認されています。

警察は電話で出頭を命じたり、金銭の振込を求めることは絶対にありません。
少しでも不審に感じたら通話を切り、情報提供は一切せず、
#9110 や警察署へ相談して安全を確保してください。