07022685725【070-2268-5725】 から掛かってくる、
警視庁 や 全国各地の県警 の捜査員を装い、
「あなたのキャッシュカードが犯罪に使用されている」
「捜査協力として身分証明証を持って至急出頭してください」
などと告げ、最終的には金銭やキャッシュカードの提出を要求する
悪質な特殊詐欺電話について、手口と対処法を詳しく解説します。
07022685725【070-2268-5725】からの電話の概要
この番号からの着信は、警察機関を名乗りながら、
架空の事件・捜査への協力を名目にして
被害者から金銭を騙し取る典型的な詐欺です。
電話の内容は非常に巧妙で、実際の警察官のような口調で
「事件番号」「担当部署」「階級」を告げることで信じ込ませようとします。
多くのケースで、次のような話し方をします。
・あなた名義のキャッシュカードが事件に使われた
・口座が犯罪組織に悪用されている疑いがある
・至急、捜査に協力してほしい
・出頭または財産の一時保全が必要
このような言葉を並べ、被害者に焦りと不安を与えることで
冷静な判断力を奪う手法が使われます。
典型的な詐欺の流れ
- 「警視庁捜査二課の○○です」「神奈川県警金融犯罪対策課です」と名乗る
- 「あなたの口座が詐欺事件に関与しています」と告げる
- 捜査協力を依頼し、個人情報の確認と言って氏名や住所を質問
- 「このままでは口座が凍結される」「逮捕もあり得る」と圧力をかける
- 最終的に現金振込またはキャッシュカード提出を要求
電話を続ければ続けるほど、詐欺師は心理操作を強めてきます。
絶対に会話を続けてはいけません。
警察は電話で金銭・カードを要求しない
実際の警察は、以下の行為を電話で依頼することは絶対にありません。
- 現金を振り込ませる/現金を渡すよう指示する
- キャッシュカードを回収に行く・郵送させる
- 電子マネーを購入させる
- 暗証番号を聞く/口座番号を聞く
- 至急出頭を命じ、通話を切らせない
これらを電話で依頼する組織は、例外なく詐欺です。
詐欺師が使う心理操作
❶ 権威の利用
国家機関を名乗り、断りにくい雰囲気を作ります。
❷ 恐怖と焦りを煽る
「逮捕」「口座凍結」「裁判」と言って思考力を奪います。
❸ 他言禁止
「捜査の秘密です」「家族にも言わないでください」と孤立させます。
❹ 長時間通話で思考を奪う
時間を奪い、相談の余裕をなくします。
通話中に絶対にしてはいけないこと
- 個人情報(住所・生年月日・口座番号)を答える
- 暗証番号を教える
- 通話を続ける
- 折り返し電話をする
- 言われた通りにATMへ行く/電子マネーを購入する
少しでも不審に思ったら、すぐ切ることが最も安全です。
正しい対処法
- 話を聞かず、即座に電話を切る
- 絶対に折り返し電話をしない
- 家族や信頼できる知人に相談する
- #9110(警察相談専用ダイヤル)に問い合わせる
- スマホの着信拒否設定を行う
もし被害に遭ってしまった場合
- すぐに警察相談専用ダイヤル #9110 に通報
- カード会社・金融機関へ利用停止を依頼
- 消費者ホットライン 188 に相談
早い対応が、被害回復の可能性を大きくします。
まとめ
07022685725【070-2268-5725】からの電話は、
警視庁や全国の県警を名乗る特殊詐欺であり、
被害報告が相次ぐ非常に危険な番号です。
警察が電話だけで金銭・カード提出を命じることは絶対にありません。
不審な電話は、
「出ない・話さない・信じない・すぐ切る」
これが最も確実な対策です。
ご家族や高齢者にも共有し、被害を防ぎましょう。

