09058861675【090-5886-1675】 から掛かってくる、
京都府警 や 全国各地の県警 を名乗り、
あなたのキャッシュカードが犯罪に使われているとして
「捜査協力として身分証明証を持って出頭して下さい」などと告げ、
最終的には金銭を要求してくるという詐欺電話について、
手口や注意点、対処法を詳しく解説します。
この番号からの電話はどんな内容か
09058861675【090-5886-1675】からの着信は、
京都府警や全国の県警の捜査部門を名乗り、
「あなたのキャッシュカードが犯罪に使用されています」と告げて
不安を煽る非常に悪質な詐欺電話です。
相手は事件番号や部署名を提示し、警察官や権威者を装うことで
信ぴょう性を高め、「至急出頭」「捜査協力が必要」など
の言葉で心理的圧力をかけて冷静な判断を奪います。
最終的には現金振込、電子マネー購入、キャッシュカードの
提出などを要求する手口が確認されており、全国で同様の被害が報告されています。
典型的な詐欺の流れ
この番号からの電話では、次のような流れが多く報告されています。
- 「京都府警特殊犯詐欺係の□□です」と名乗る
- 「あなたのキャッシュカードが犯罪に使われています」と告げる
- 「捜査協力のため出頭してください」と急かす
- 本人確認として氏名、生年月日、住所などを聞き出す
- 最終的に金銭や電子マネー購入、カード提出を要求する
この手順はいずれも典型的な特殊詐欺の手口です。
どれか一つでも当てはまる場合は警戒が必要です。
警察は電話で金銭やカードを要求しない
実際の警察は電話だけで
出頭を命じたり、金銭やキャッシュカード提出を指示することはありません。
正式な通知は必ず郵送や直接手渡しで行われます。
電話だけで「至急対応」を迫る場合は詐欺です。
電話の不自然なポイント
携帯番号や非通知での連絡
警察の正式な連絡は固定電話の公式番号から行われます。
携帯番号や非通知での着信は非常に不審です。
突然の重大事件告知
マネーロンダリングや詐欺事件などの重大犯罪の関与を
突然個人に告げることはあり得ません。
個人情報を執拗に尋ねる
氏名、生年月日、住所、口座番号、暗証番号など
他人に知られたくない情報を尋ねる場合はほぼ確実に詐欺です。
急かす指示
「今すぐ」「至急」「他言無用」といった言葉で
心理的プレッシャーをかける手口も典型的です。
心理操作による被害者の混乱
詐欺師は心理的プレッシャーを駆使して
被害者の冷静さを奪います。
- 警察官や権威を装い、強い口調で脅す
- 「逮捕される」「口座が凍結される」と焦らせる
- 「誰にも話すな」と孤立させる
- 長時間の通話で思考力を奪う
- 一人で判断させ心理的圧力をかける
この手口により、被害者は冷静さを失い
金銭を騙し取られやすくなります。
通話中に絶対やってはいけないこと
- 個人情報を相手に伝える
- 銀行口座番号やカード番号を教える
- 電子マネー購入後の番号を伝える
- 担当部署に繋ぐと言われ通話を続ける
- 相手の番号に折り返し電話する
一度情報を渡すと被害は急速に拡大します。
正しい対処法
不審な電話を受けた場合は、以下の方法で対応してください。
- 話を聞かず、すぐに電話を切る
- 折り返し電話は絶対にしない
- 家族や信頼できる人に相談する
- #9110(警察相談専用ダイヤル)に連絡
- 着信拒否設定を行う
もし被害に遭ってしまったら
金銭やカード情報を渡してしまった場合は、
速やかに次の対応を行いましょう。
- 警察相談専用ダイヤル #9110 へ通報
- 消費者ホットライン 188 へ相談
- 金融機関にカード・口座の利用停止手続きを依頼
迅速な対応が被害拡大を防ぐ鍵となります。
まとめ
09058861675【090-5886-1675】からの電話は、
京都府警や全国の県警を装った悪質な特殊詐欺です。
警察が電話で出頭命令や
金銭・カード提出を要求することは絶対にありません。
不審な電話は「出ない・話さない・信じない」。
通話を切り、#9110や警察署に相談して
安全を確保してください。
ご家族や高齢者にも情報を共有し、
被害防止に努めましょう。

