09089204374【ニセ警察官/出頭要請】の詐欺電話です。

09089204374【ニセ警察官/出頭要請】の詐欺電話です。

09089204374【090-8920-4374】 から掛かってくる、
警視庁捜査◯課全国各地の県警 などを名乗り、
あなたのキャッシュカードが犯罪に使われているとして、
捜査協力の名目で身分証明証を持って出頭するよう要求し、
最終的に金銭を要求してくる
詐欺電話について詳しく解説します。

近年、全国的に多発している
「警察や捜査機関を装う電話詐欺」は、
その巧妙な話術と緊迫した雰囲気作りによって
多くの被害を生んでいます。
今回取り上げる
09089204374【090-8920-4374】 からの電話も、
まさにその代表的な手口のひとつです。

まず最初に着信があり、
相手は落ち着いた口調で
「警視庁捜査◯課の◯◯警部補です」
あるいは
「全国の警察機関による金融犯罪捜査です」
などと名乗ります。
そして、
「あなた名義のキャッシュカードが
不正送金事件に利用されている可能性があります」
「複数の犯罪者がすでに逮捕され、
その供述にあなたの名前が挙がっています」
と切迫感を煽ります。

このように不安を植え付けたうえで、
詐欺師は次の段階へ進みます。
代表的な流れとしては以下のようなものです。

  • 身分確認のため、免許証やマイナンバーカードの提示を要求
  • 「誤認逮捕を避けるため」として出頭指示
  • 「犯人との金銭のやり取りの証明が必要」として口座情報提出を要求
  • 安全のためと称して銀行口座の凍結や現金引き出しを指示
  • 「調査機関に預ける必要がある」として現金を手渡し要求

ここで重要なのは、
**警察や公的機関は電話で金銭を要求したり、
口座番号や暗証番号を聞いたり、
現金を預かったりすることは絶対にない**
という点です。

しかし詐欺師は巧妙に心理を突きます。
「このままでは逮捕される可能性があります」
「協力していただければすぐに無実が証明できます」
と焦らせることで、
相手に冷静な判断を失わせます。

特に最近増えている手口として、
**複数名で役割を分担して電話を掛ける**
というものがあります。
最初に
「銀行協会」や「金融庁」などを名乗る人物が登場し、
その後に
「警察官役」が登場するケースもあります。
キャリアメールやSMSを併用して
「捜査資料」などと偽ったURLを送りつけることもあります。

このような詐欺電話の共通点として
次の特徴が挙げられます。

  • 相手が一方的に身元を名乗るが、確認をさせない
  • すぐに対応しろと急かす
  • 「他言無用」「録音禁止」などと指示
  • 金銭やカードの提出を要求する
  • 非通知や携帯番号から発信されている

本物の警察の場合であれば、
担当部署名や氏名、所属署の固定番号、
事件番号などを明確に伝え、
こちらが折り返し確認することを拒みません。
そもそも捜査協力や聴取であっても、
正式な書面が郵送されます。

09089204374【090-8920-4374】
のような携帯番号からの着信は
それだけで警戒すべき重要なポイントです。
実在する警察官や部署名を
無断で使用している可能性も高く、
「警察の名前が出たから安心」という判断は
非常に危険です。

万が一、
このような電話を受けてしまった場合は、
絶対に個人情報を伝えたり、
指示に従ったりしてはいけません。
以下の行動を強く推奨します。

  • すぐに電話を切る
  • 着信番号を控える
  • 家族や知人、弁護士等に相談する
  • 最寄りの警察署の代表固定電話に連絡し事実確認する
  • 迷惑電話としてブロック登録する

特に高齢者が狙われるケースが多いため、
家族や地域で共有することも大切です。
詐欺師は
「自分は騙されない」と思っている人ほど狙います。
そして被害に遭った人の多くが
「本当に警察からの電話だと思った」と証言しています。

社会的に広まることが
被害防止の重要な鍵となります。
ご自身だけでなく、
ご家族や地域の方々にも
この情報を広めて下さい。

不審な電話は、
迷わず無視し、
確かな窓口へ相談することが
最も安全な行動です。

本記事が、
同様の詐欺から
あなたと大切な人を守るための
一助となれば幸いです。

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