09012345307【090-1234-5307】
から掛かってくる、
警視庁捜査二課 や
全国各地の県警 などを名乗り、
あなたのキャッシュカードが犯罪に関与しているとして、
捜査協力の名目で身分証明証を持って出頭するよう要求し、
最終的に金銭を要求してくる詐欺電話について
詳しく解説します。
この電話は近年急増している
「警察官を装った特殊詐欺」の典型です。
突然の警察名乗り、事件性を示す説明、
協力の要求という流れで心理的な不安を煽り、
冷静な判断力を奪うことで金銭をだまし取ります。
特に高齢者が狙われやすく、
全国的に多くの被害が発生しています。
電話の典型的な流れ
犯人は最初から権威を利用し
あなたが疑わないように話を展開します。
その典型例は以下のとおりです。
- 「警視庁捜査二課の○○です」
- 「あなたの名義のカードが悪用されています」
- 「振り込め詐欺の捜査をしています」
- 「確認のため身分証を持って出頭してください」
- 「安全のためカードを保全します」
驚いたあなたの隙を狙い、
身分証やカード番号、暗証番号などの
重要情報を聞き出していきます。
そして最終段階で金銭要求や
カードの回収役(受け子)を自宅に派遣します。
犯人がよく使うワード
- 「この通話は録音されています」
- 「捜査上、他言しないでください」
- 「安全のためこちらで管理します」
- 「速やかに対応しないと逮捕になります」
これらは焦らせて判断力を奪うための
典型的な話術です。
本物の警察がこのような表現で
脅すことは絶対にありません。
最終的な目的は金銭の詐取
犯人はあなたの恐怖心と
警察への信頼を悪用し、
次のような指示を出します。
- カードと暗証番号を封筒に入れて渡す
- 他の安全な口座に移すと説明して振込を要求
- 電子マネーカード購入を指示
- 金融機関職員や警察官を装った人物が自宅訪問
これらの行為は全て詐欺犯罪の常套手段です。
警察は絶対にしないこと
- 電話で捜査協力を求める
- カードや暗証番号を聞く
- 金銭や電子マネーを要求する
- 電話を切らせず拘束する
- 身分証を持って出頭を強制する
これらを言われた時点で
100%詐欺と断言できます。
安全な対処方法
- 必ず電話をすぐに切る
- 折り返しは絶対にしない
- 警察署の代表番号に確認する
- #9110(警察相談専用ダイヤル)へ相談
- 家族や知人にも共有する
犯人は「他言無用」を強調しますが、
それはあなたを孤立させるためです。
電話に出てしまった人の心得
何かを渡してしまったとしても
決して自分を責めないでください。
すぐに警察に相談することが
被害拡大を防ぐ唯一の方法です。
まとめ
09012345307【090-1234-5307】
からの電話は、
警視庁捜査二課や県警を名乗る
悪質な特殊詐欺の可能性が極めて高い着信です。
警察が電話で金銭やカードを要求することは
絶対にありません。
不審な電話が来ても決して応じず、
冷静に対応し、必ず公的窓口へ相談してください。
被害防止のため、
ご家族・知人との情報共有を強くおすすめします。

