09047717206【ニセ警察官/出頭要請】の詐欺電話です。

09047717206【ニセ警察官/出頭要請】の詐欺電話です。

09047717206【090-4771-7206】 から掛かってくる、
警視庁や全国の県警を名乗る詐欺電話 について、
実際に寄せられている手口と、
被害を防ぐための対処法を詳しく解説します。

今回取り上げる詐欺電話は、
「あなた名義のキャッシュカードが犯罪に利用されている」
「捜査への協力が必要なので、
身分証明書を持って出頭してほしい」
などと言い、
心理的に追い詰めて、
最終的には口座情報や現金をだまし取るという、
非常に悪質なものです。

このような電話は、
高齢者はもちろん、
若い世代でも被害が発生しており、
年々巧妙化しています。

もくじ

この詐欺電話の主な特徴

最初に電話を掛けてくる人物は、
落ち着いた口調で話し、
いかにも公的機関の職員らしい態度を取ります。

会話の典型的な流れは以下の通りです。

「警視庁の◯◯課の△△です」
「あなた名義のキャッシュカードが、
特殊詐欺に使われた可能性があります」
「捜査に協力してほしい」
「身分証を確認する必要があるので、
警察署まで来てください」

さらに、
「詳細確認のため銀行協会の担当者に繋ぎます」
と言い、
電話を別の人物へ切り替えます。

この担当者役が、
最終的に言ってくる内容が、

「安全な口座に資金を移す必要があります」
「カードを封筒に入れて渡してください」
「暗証番号を確認します」

といった、
金銭を騙し取る明確な詐欺行為です。

なぜ本物の警察だと信じてしまうのか

この手口が巧妙なのは、
すぐに金銭要求をせず、
あくまで「捜査協力」という枠組みで話を進める点です。

特に以下の心理を利用してきます。

不安と焦りを誘う

自分の名前や住所を知っている場合があり、
突然その情報を読み上げられると、
多くの人は混乱します。

権威性を利用する

「警視庁」
「◯◯県警」
「金融庁」
「全銀協(全国銀行協会)」

といった、
誰もが逆らえない組織名を出してきます。

断りにくい空気作り

「関係者として記録が残ります」
「協力しないと疑われるかもしれません」

こう言われると、
さらに追い詰められます。

実際に報告されている被害例

全国の自治体や警察署の発表によると、
被害額は1件で数百万円に上ることもあり、
実際にカードや通帳を奪われたケースも確認されています。

特に、
訪問してカードを抜き取り、
中のICチップを偽装カードへ移して利用するなど、
対面で受け取りに来る手口も急増しています。

別の例では、
「逮捕状が出ています」、
「逃げるとさらに罪が重くなります」
と脅してくるケースもあります。

実際には、
警察が電話で個人情報やカード情報を尋ねることは絶対にありません。

被害に遭わないための対処法

  • 警察や銀行が電話で暗証番号を聞くことは絶対にない
  • カードや現金を封筒に入れて渡すよう指示するのは詐欺の典型
  • 「捜査協力」「安全な口座」などの言葉が出た時点で切る
  • 不審な電話を受けたら、必ず自分で警察署へ確認する
  • 知らない番号からの電話は基本的に出ない

特に重要なのは、
相手のペースに巻き込まれないことです。

焦らせるような発言があった場合、
100%詐欺だと思って問題ありません。

実際に受けてしまった場合の行動

電話を切ったあと、
以下の手順を取ってください。

  1. すぐに地元の警察署へ相談する
  2. 身内に連絡して状況を共有する
  3. カードや通帳の停止手続きを行う
  4. 番号を着信拒否設定にする

もし既にカードを渡してしまったり、
暗証番号を伝えてしまった場合は、
1秒でも早く対応すれば被害を最小限に抑えられます。

まとめ

09047717206【090-4771-7206】 から掛かってくる、
警視庁や県警を名乗る電話は、
ほぼ確実に詐欺です。

本物の警察や金融機関が、
電話でカード情報や暗証番号を聞いたり、
現金を渡すよう求めることは絶対にありません。

突然の電話で不安になる必要はありません。
冷静に対応し、
少しでも違和感を覚えたら、
すぐに切って警察へ直接確認することが、
最大の防御策です。

詐欺犯は、
あなたを焦らせることで、
判断力を奪おうとします。

相手のペースに乗らず、
自分の安全を最優先にしてください。

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