0671663612【06-7166-3612】 から掛かってくる、
J:COM(ジェイコム)を名乗る電話について、
全国的に相談や苦情が増えています。
この電話は、
「ケーブルプラス電話の料金改定のお知らせ」や、
「迷惑電話自動ブロックサービスのお申込みハガキが送られていない」
といった案内を装い、
個人情報を聞き出すことを目的としている可能性が高く、
注意が必要です。
実際にこの番号への疑問や不審報告は増加しており、
一部では強引な営業や詐欺まがいの行為として注意喚起されています。
本記事では、
この電話の具体的な内容、
危険性、
そして取るべき対処方法について
詳しく解説していきます。
電話の主な内容と話の流れ
この番号からの電話の多くは、
次のような話し始めをします。
「J:COMのカスタマーセンターの△△です」
「ケーブルプラス電話の料金改正についてご連絡しました」
「迷惑電話自動ブロックサービスが無料でご利用いただけます」
「手続きのハガキが届いていないようなので、
本日再送の手続きをいたします」
言葉だけ聞くと、
本物の通信会社のサポートのように思えます。
しかし、
会話を進めていくと
次のような要求が出てきます。
「ご本人確認のため、
契約者名と生年月日をお願いします」
「利用中の電話番号と住所を確認します」
「登録情報が古い可能性がありますので更新します」
この時点で、
個人情報を取得することが目的である可能性が非常に高いと判断できます。
なぜ本物だと信じてしまうのか
どこかで見聞きしたような内容で安心させる
迷惑電話自動ブロックや料金改定というテーマは、
実際に通信会社・電話会社で行われることがある内容のため、
疑いにくくなっています。
丁寧で落ち着いた口調で話す
詐欺電話というと焦らせたり怒鳴ったりするイメージがありますが、
今回のタイプは極めて丁寧で冷静、
プロのような口調で話します。
専門用語を交え信頼させようとする
「固定電話のレイヤー変更」
「ネットワーク更新」
「回線保守センター」
などの言葉を使い、
本物の説明のように振る舞います。
本物のJ:COMからの連絡との決定的な違い
実際のJ:COMやKDDIサポートでは、
電話で次のことを要求することはありません。
- 契約者本人の生年月日
- 銀行口座・クレジット情報
- 住所や固定電話番号の確認
- 暗証番号や本人確認コード
また、
「迷惑電話自動ブロックサービスのハガキが届いていない」という理由で
連絡を取ることもありません。
さらに、
J:COM公式は不審電話への注意喚起を行っており、
疑わしい電話はすぐに切り、
公式窓口へ確認することを推奨しています。
実際に報告されているケース
この番号の不審電話を受けた人の報告には、
次のような共通点が見られます。
契約そのものを把握していない
「J:COMを利用していないのに電話が来た」
「契約名義でもないのに確認を求められた」
これは、
無作為に電話をかけている可能性が高い証拠です。
焦らせるような表現を使う
「本日中に対応しないと切り替えに間に合いません」
「無料期間が今日で終わります」
焦らせる言葉は詐欺の典型です。
断ろうとすると態度が変わる
「今拒否をされると自己責任になります」
「記録に残りますがよろしいですか」
営業ではなく脅しです。
この電話の目的は何か
この手の電話の目的は以下が考えられます。
- 契約者情報の収集
- 住所や個人情報の確認
- 乗っ取りや詐欺への利用
- 固定電話に対する強引な乗り換え契約
個人情報を巧みに集め、
金融詐欺や別の勧誘へ繋げる可能性も考えられます。
不審だと感じたらどうすべきか
- その場で個人情報を絶対に伝えない
- 電話をすぐに切る
- 公式窓口へ自分から電話して確認する
- 着信拒否設定を行う
- 家族・知人と共有し被害を防ぐ
特に高齢者は狙われやすく、
家族の協力が重要です。
着信に出てしまった場合の対応例
もし電話に出てしまっても、
次の一言で十分です。
「本人が不在なので折り返すようにお伝えください」
このように言えば、
個人情報を聞き出す隙を与えません。
まとめ
0671663612【06-7166-3612】 から掛かってくる、
J:COMを名乗る電話は、
料金改定や迷惑電話自動ブロックの案内を装いながら、
個人情報を聞き出す危険な電話です。
本物のJ:COMは、
電話で個人情報を求めたり、
急かすような対応は行いません。
不審に感じたら即座に電話を切り、
必ず公式窓口へ自分で確認するようにしてください。
焦らず冷静に行動し、
大切な契約情報や個人情報を守りましょう。

