0120921706【0120-921-706】 から掛かってくる、
職業斡旋サービス を名乗り、
「お仕事をお探しの方は1番を、そうでない方は2番を押してください」
と機械音声で選択を促してくる営業電話について、
その危険性、注意点、そして正しい対処方法を詳しく解説していきます。
近年、転職支援や派遣紹介を装った自動音声の営業電話が増加しており、
番号 0120921706【0120-921-706】 からの着信もその一つとされています。
この電話では、人間のオペレーターではなくデープでのガイド音声が流れ、
電話を切らせないよう誘導して、最終的には個人情報の聞き出しや
営業担当者への接続、不要な求人案内へとつなげられるケースが多数
報告されています。
一見すると求人案内の電話のように聞こえますが、実際には
「個人情報収集」「就職希望者リストの取得」「別サービスへの誘導」
などを目的とした悪質なケースも存在し、むやみに応じてしまうと
トラブルの危険があります。
本記事では、この自動音声による職業斡旋型の営業電話の実態と
危険性、そして安全に対応するためのポイントを詳しく解説します。
この番号からの電話はどんな内容なのか
電話を受けると、次のような自動音声が流れることが確認されています。
自動音声の例
「こちらはお仕事紹介窓口です。」
「現在お仕事をお探しの方は1番を、そうでない方は2番を押してください。」
「求人情報を希望される場合は番号を押してください。」
最初は案内のように聞こえますが、選択を押させることで
個人情報の収集や営業への接続を狙っています。
押した番号に応じて次の流れが発生するとみられています。
- 就職希望者としてリスト登録される
- 別番号から再び営業電話が掛かってくる
- 派遣・請負型企業や職業紹介会社へ接続される
- 高額な研修費用や登録料を要求されるケースも
電話を切る隙を与えず、操作を促すことで対応を強制する
非常に巧妙な手法だと言えます。
なぜ危険なのか
このような自動音声型の求人電話には、次のような問題点が指摘されています。
本人確認なしで情報入力を誘導
番号ボタンを押す行為は「意図した意思表示」とみなされ、
その後の営業連絡や情報登録の根拠として利用されることがあります。
情報収集目的の可能性
本当に求人情報を提供するのではなく、リスト販売のための
情報収集が目的である場合があります。
高額な就職支援サービスへの誘導
無料を装いながら、後から高額支払いを求められた例もあり、
特に転職希望者の弱みに付け込むケースが問題視されています。
複数の業者と連携している場合がある
一度応じると、別サービスや別の番号から次々と電話が来る
「連鎖営業」につながる危険もあります。
信頼できる職業紹介事業者であれば自動音声で勧誘はしない
厚生労働省の許認可を受けた正式な紹介企業は、突然の自動音声で
求人案内を行うことはありません。
電話の会話の典型パターン
実際に報告されている流れの例を紹介します。
- 「お仕事紹介センターです」
- 「お仕事探しの方は1、そうでない方は2を押してください」
- 番号を押すと担当者へ転送
- 個人情報の聞き取り(氏名・年齢・住所・勤務希望など)
- 別日で面談予約や訪問営業を要求
このように、ボタン入力を入口にして営業へ繋げることが目的であり、
決して利用者の利益を優先したサービスではありません。
通話中に絶対にやってはいけない行動
以下の行動は、トラブルや個人情報流出のリスクを高めますので
絶対に避けてください。
- 番号ボタンを押す
- 氏名を名乗る
- 年齢や勤務状況を答える
- 住所やメールアドレスを伝える
- 折り返し連絡をする
一つでも情報を渡してしまうと、営業対象のリストに登録され、
複数業者から連絡が増加する可能性があります。
正しい対処方法
- すぐに通話を切る
- 番号を押さずに終了する
- 着信拒否を設定する
- 家族や職場にも共有して注意喚起する
- トラブル時は消費生活センターや#9110に相談
特に高齢者や求職中の方は心理的に追い込まれやすく、
焦って対応すると危険です。
まとめ
0120921706【0120-921-706】 からの電話は、
自動音声を利用して求職者を装ったリスト収集や
営業勧誘に誘導する可能性の高い危険な電話です。
本当に信頼できる職業紹介サービスであれば、
突然の自動音声での勧誘や番号入力を求めることは絶対にありません。
- 番号を押さない
- 個人情報を答えない
- 不審に感じたら即切る
- 着信拒否で対策する
- トラブル時は公的窓口に相談する
身に覚えのない自動音声電話には決して応じず、
大切な個人情報を守るためにも冷静に判断し、
被害に巻き込まれないよう十分注意してください。

