08026595426【080-2659-5426】 から掛かってくる、
京都府警 や全国各地の県警などを名乗り、
あなたのキャッシュカードが犯罪に使われているので、
捜査協力として身分証明証を持って出頭して下さいと指示し、
最終的に金銭を要求してくるという非常に悪質な詐欺電話について、
詳しく解説していきます。
08026595426の電話は警察を騙る特殊詐欺です
08026595426【080-2659-5426】からの電話は、
京都府警捜査二課や全国の県警本部を名乗って
「あなた名義のキャッシュカードが犯罪に使用された」
「捜査のため協力が必要です」
と連絡してくる特殊詐欺です。
電話の最終目的は、
キャッシュカードや暗証番号の入手、
または現金の振込を指示することです。
本物の警察がこのような形で出頭を求めたり、
電話だけで捜査協力を迫ることは絶対にありません。
警察は電話で
金銭・カード・口座情報・暗証番号を
要求することは100%ありません。
この一事だけでも、
この番号からの電話が詐欺であることは明白です。
詐欺師が使う会話の典型パターン
この詐欺電話では、
次のような流れで話が進むケースが多く報告されています。
- 「京都府警捜査二課の○○と申します」
- 「あなた名義のカードが事件に使われています」
- 「被害者から告訴状が提出されています」
- 「口座の凍結を避けるため捜査協力が必要です」
- 「身分確認のため身分証明書とカードを持参して出頭して下さい」
- 「確認のためカードを預からせて下さい」
- 「暗証番号を教えて下さい」
途中から銀行員や検察官役の人物が登場し、
複数人で本物らしく装う場合もあります。
会話は丁寧で落ち着いた口調が特徴で、
詐欺電話と気づかせないよう計算されています。
詐欺師が狙う心理操作
詐欺師は
「不安」「焦り」「罪悪感」「恐怖」
という感情を刺激することで、
思考力を奪う戦術を使います。
以下は誘導の代表例です。
- 突然重大事件の関係者扱いをして混乱させる
- 「時間がありません」と焦らせる
- 「拒否したら逮捕されるかもしれません」
という恐怖を与える - 「誰にも話さないで下さい」と孤立させる
長時間の通話で冷静さを奪い、
正常な判断力を奪うのが最も危険なポイントです。
実際に起きている類似被害の典型例
全国で多くの被害者が、
次のような流れで金銭を奪われています。
- 事件関係者と言われ驚かされる
- 捜査協力を装ってカード提出を求められる
- 自宅に受け取り係がやってくる
- 本物のカードと偽物をすり替えられる
- ATMから現金が引き出される
受け取り役は名刺や偽の職員証、
スーツ姿で現れるため、
信じてしまう人も後を絶ちません。
絶対にしてはいけない行動
以下の行動は絶対に行わないで下さい。
- キャッシュカードを渡す
- 暗証番号を伝える
- 相手の指示で折り返し電話をする
- 自宅住所を詳細に伝える
- 出頭指示に従う
これらのいずれかを行った瞬間に
被害が急速に進行します。
正しい対処方法
この番号から電話が来たら、
次の行動を徹底して下さい。
- 途中で構わないので必ず電話を切る
- 絶対に情報を提供しない
- #9110(警察相談専用電話)に確認する
- 家族にも共有し注意喚起する
電話を切ることに罪悪感を持つ必要はありません。
本物の公的機関なら
必ず書面で正式に案内します。
なぜ高齢者が標的にされるのか
詐欺グループは、
高齢者の心理的特性を熟知しています。
・警察や公的機関への信頼が強い
・言葉に従順になりやすい
・ネット情報を持っていないことが多い
・自分だけで判断しようとする
犯罪者は家族や周囲と話させないことで
孤立させ、
最終的に金銭を奪う構図を作ります。
被害に遭ってしまった場合の対応
もしカードを渡してしまったり、
振込をしてしまった場合は、
一刻も早く行動する必要があります。
- すぐに銀行へ連絡して利用停止を依頼する
- 最寄りの警察署へ被害届を提出する
- 消費生活センターへ相談する
早ければ早いほど、
被害が軽減される可能性があります。
まとめ
08026595426【080-2659-5426】から掛かってくる電話は、
京都府警や全国の県警を名乗り、
キャッシュカードの悪用を口実に
捜査協力を求めるふりをして、
最終的に金銭を奪い取る特殊詐欺です。
警察は電話で出頭指示をしたり、
金銭や暗証番号を要求することは絶対にありません。
不審だと感じたら
その場で電話を切り、
#9110に相談して下さい。
そして、
家族や周囲と情報共有することが
最大の防御になります。
詐欺は知識で防げます。
騙されないための備えを、
どうか徹底してください。

