08080192017【080-8019-2017】 から掛かってくる、
京都府警 や全国各地の県警などを名乗り、
あなたのキャッシュカードが
犯罪に使われているので、
捜査協力として身分証明証を持って
出頭して下さいなどといって、
最終的には現金やキャッシュカードの
提出を要求してくるという
極めて悪質な詐欺電話の報告が
全国で急増しています。
近年、
警察や公的機関を装った
特殊詐欺の手口が増加しており、
電話で突然、
「捜査対象になっています」
「資金洗浄に利用されています」
「知らぬ間に犯行グループに情報が漏れています」
などと告げられると、
多くの人が冷静さを失い、
犯人グループの誘導に従ってしまう
深刻なケースが相次いでいます。
この手口は
被害者の心理を巧みに利用し、
恐怖と不安を煽ることで
判断力を奪ったうえで
金銭と個人情報の両方を奪うという
非常に悪質なものです。
実際に報告されている詐欺の会話例
以下は、
実際に被害相談で語られている
詐欺電話の典型的な内容です。
犯人は落ち着いた声で
公的機関の職員を装いながら
次のように話を進めてきます。
- 「あなた名義のキャッシュカードが事件に使われています」
- 「特殊詐欺グループがあなたの口座を悪用しています」
- 「このままだと被害者としてではなく加害者として扱われます」
- 「捜査協力のため身分証明書を持って出頭してください」
- 「カードを一時的に預からせてください。安全に保管します」
そして最終的には、
「担当者が自宅付近までとどけに行きます」
「この電話を切ると協力できないとみなします」
などと言って
引き渡しの約束を迫ってきます。
しかし、
本物の警察官が
電話一本で出頭を命じたり、
キャッシュカードや通帳を預かったり、
暗証番号を聞くことは
絶対にありません。
これは100%詐欺です。
こうした詐欺が信じられてしまう理由
この手口は、
単に不安を煽るだけではなく、
人間の心理を巧妙に利用しています。
犯人グループは
次のような演出で
本物らしさを強めてきます。
- 警察署名や具体的な担当者名を名乗り安心させる
- 「事件番号」「捜査課」「金融庁に確認します」など専門用語を連発
- 音声を切り替えて複数人が登場し組織的な雰囲気を演出
心理学的にも、
緊急性が高い状況では
人は簡単に判断力を失い、
言われるままに行動してしまうといわれています。
この詐欺はその弱点を
徹底的に突く非常に悪質な犯罪です。
電話を受けたら絶対に守るべき行動
もし、
08080192017【080-8019-2017】 などから
同様の電話が掛かってきた場合は、
どんなに緊迫した口調でも
まず冷静に行動することが重要です。
- その場で必ず電話を切る
- 折り返しは絶対にしない
- 自分で調べた警察署の代表番号へ確認する
- キャッシュカードや通帳を渡さない
- 暗証番号は絶対に教えない
- 出頭や来訪要求があれば100%詐欺と判断する
犯人は、
「電話を切らないでください」
「今切ると捜査妨害になります」
などと言ってきますが、
従う必要はありません。
むしろその言葉は、
詐欺電話の決定的な証拠です。
すでに情報を渡してしまった場合は
もし、
すでに個人情報を伝えてしまったり、
カードの受け渡しを約束してしまった場合は
できるだけ早い行動が
被害を最小限に抑える鍵となります。
- 銀行・カード会社に即連絡し利用停止を依頼する
- 必ず警察に相談(#9110 も利用可能)
- 不審電話内容のメモを残す
時間が経てば経つほど
被害は拡大する可能性があります。
まとめ
08080192017【080-8019-2017】 から掛かってくる、
京都府警 や全国の県警を名乗る電話は、
キャッシュカードが犯罪に使われたなどと
不安を煽り、
最終的には金銭やカードの提出を
要求する悪質な詐欺です。
警察が電話一本で
出頭を命じたり、
カードを取りに来たり、
暗証番号を聞いたりすることは
絶対にありません。
少しでも不審に感じたら
すぐに電話を切り、
家族または警察へ相談してください。
冷静な行動が、
あなたと大切な財産を守ります。

