09023416220【090-2341-6220】 から掛かってくる、
広島県警 や全国各地の県警などを名乗り、
「あなたの口座が犯罪に使われています」「あなた名義で携帯電話が
不正に契約されています」などと告げ、
強い口調で不安を煽ってくる詐欺電話の報告が全国で相次いでいます。
電話の相手は、落ち着いた声と丁寧な言葉遣いで話し、
まるで本物の警察官や捜査担当者のように振る舞いながら、
「あなたは重大事件の重要参考人です」
「潔白を証明するために捜査協力してください」
などと言って心理的に追い詰めてきます。
さらに、捜査協力として身分証明証を持って
警察署に出頭するよう指示し、
出頭できないと伝えると突然態度を変え、
「資産保護のために金融資産の一時預かりが必要です」
「口座調査のためキャッシュカードを預かります」
などと説明し、最終的には現金やカード、暗証番号を
渡すように求めてきます。
しかし、この電話は完全に詐欺であり、
実在する警察機関とは一切関係ありません。
警察が電話だけで個人情報や資産情報の提供を求めることは
絶対にありません。
詐欺電話の特徴と会話の流れ
この番号 09023416220【090-2341-6220】 から掛かってくる電話には、
次のような特徴があります。
典型的な会話の展開
- 「広島県警 捜査一課の○○です」と名乗る
- 「あなたの銀行口座が詐欺事件に関与しています」と告げる
- 「携帯電話が第三者により不正契約されています」と重ねて不安を煽る
- 「このままだとあなたが容疑者になります」と脅す
- 「潔白を証明するため捜査協力が必要です」と誘導
- 「身分証を持って今すぐ警察署に出頭して下さい」と指示
- 出頭できないと言うと「資産保護手続きに移行します」と話す
- キャッシュカード・暗証番号・現金封筒を要求する
このように、最初から金銭とカード情報を
引き出すことを目的として会話が構成されています。
警察官を名乗ることで信頼させ、
脅しと優しい言葉を交互に使い心理的に追い詰めるのが特徴です。
詐欺師がよく使う心理操作テクニック
詐欺グループは被害者が冷静さを失うように、
以下のような言葉を繰り返します。
要注意フレーズの例
- 「この電話は録音されています」
- 「事件の重要参考人になっています」
- 「すぐに対応しないと逮捕状が出ます」
- 「口外すると捜査妨害で処罰されます」
- 「今すぐ決断しないと取り返しがつきません」
こうした言葉は考える余裕を奪うために
計画的に設計されています。
焦らせる要求は詐欺の典型です。
警察は電話で資産の預かりや出頭指示を行わない
実際の警察は電話で以下の行為を求めることはありません。
- キャッシュカードや通帳の提出
- 暗証番号の提示
- 現金の引き出しと封筒での受け渡し
- ATMでの操作指示
- 指定された電話番号への折り返し連絡
もしこのような指示をされた場合、
100%詐欺であると断言できます。
このような電話を受けたときに絶対にしてはいけないこと
- 相手の質問に答える
- 個人情報を伝える
- 指示されるままにATMへ行く
- 現金やカードを渡す
- 一人で判断して行動する
安全な対処方法
- すぐに電話を切る
- 家族や信頼できる人に相談する
- 警察署の代表番号に自分で電話し確認する
- 留守番電話設定を活用する
- 不安があれば消費生活センターに相談する
すでに被害に遭ってしまった場合
被害に気づいたら、1分でも早い行動が重要です。
- すぐに最寄りの警察署に相談
- 銀行に連絡してカード停止と被害届を提出
- 携帯会社に不正契約の確認と停止依頼
- 会話録音・封筒の写真・指示文などの証拠を保存
まとめ:疑う姿勢と冷静さが最大の防御
09023416220【090-2341-6220】 から掛かってくる電話は、
警察官を名乗った特殊詐欺であり、
目的はあなたの資産を奪うことです。
電話でお金やカードの話が出た時点で、
それは詐欺だと強く認識してください。
少しでも不安を感じたら必ず電話を切り、
自分で公式窓口に問い合わせ、
一人で判断しないことが何より重要です。
大切な財産と生活を守るために、
不審な電話には決して応じず、
必ず周囲に相談する習慣を徹底しましょう。

