07024451031【070-2445-1031】 から掛かってくる、
警視庁 や全国各地の県警などを名乗り、
「あなたの口座が犯罪に使われています」「あなた名義で携帯電話が
不正に契約されています」などと告げ、
強い口調で不安を煽ってくる詐欺電話の報告が全国で相次いでいます。
実際に報告されている詐欺の内容
この電話は、一見すると非常に丁寧で落ち着いた雰囲気で始まります。
「警視庁捜査〇課の〇〇です」「金融犯罪に関する重要な件で連絡しました」
などと告げ、本物の警察官を思わせるような口調で信頼を得ようとします。
しかし数分後には突然声を強め、
「あなた名義の銀行口座が特殊詐欺に利用されています」
「被害者の供述にあなたの名前が挙がっています」
「このままでは逮捕される可能性があります」
などと不安を煽る発言へと変化します。
さらに会話の主導権を握った状態で、
「捜査協力として身分証明証を持参し出頭してください」
「出頭できないなら電話で確認手続きを行います」
「口座の安全のために資産を一度保護します」
という名目で金融操作を指示してきます。
最終的にはATMへの誘導や振り込み要求、
あるいはキャッシュカードや暗証番号の提出を求めてきます。
詐欺電話の典型的な会話例
- 「警視庁捜査二課の〇〇と申します」と名乗る
- 「あなた名義の口座が犯罪に使われました」と告げる
- 「このままでは差押えや逮捕の可能性があります」と脅す
- 「捜査のため本人確認が必要です」と要求
- 「出頭できないならATMで手続きを行います」と誘導
- 「資産保護のため一度預かります」と金銭を要求
非常に滑らかで違和感の少ない話し方で進めてくるため、
途中で疑問を持ちづらい仕組みになっています。
警察や公的機関が絶対にしないこと
実際の警察庁や県警、あるいは金融庁などの公的機関は、
電話で以下のような要求を行うことは一切ありません。
- ATMの操作指示、振込指示
- 口座番号・暗証番号の聞き取り
- キャッシュカードの引き渡し要求
- 電子マネーを購入して番号を伝えるように指示
- 「資産保護」の名目で金銭や通帳を預かる
もしこのような要求が出た時点で、
その電話は100%詐欺です。
電話を信じてしまいやすい理由
この詐欺の特徴は、実際の公的機関名や
実在する部署名・警察署名を正確に使い、
本物であるかのように装っている点です。
また、音声が録音のように整っていたり、
「通話は全て記録されています」などと効果音を入れ、
公式であると錯覚させるケースも増えています。
特に、高齢者や普段から警察と関わりのない人ほど
信じやすく、実際に被害が多数発生しています。
被害を防ぐための対処法
- 必ず一度電話を切り、折り返し確認する
- 家族や知人に相談する
- #9110(警察相談専用電話) に相談する
- 慌てて相手の指示に従わない
- 着信履歴を必ず残しておく
犯人は必ず「今すぐ」「早く」「誰にも言わないで」と急がせます。
焦らされても、絶対にその場で判断しないでください。
まとめ
07024451031【070-2445-1031】 を名乗る電話は、
警察や官公庁を装った詐欺である可能性が極めて高く、
金銭や個人情報、キャッシュカードを狙った悪質な犯罪です。
不安にさせる発言があっても決して指示に従わず、
疑問を感じたらただちに #9110 へ相談してください。
あなた自身だけでなく、ご家族や高齢者にも
ぜひ注意喚起をお願いします。

