08026631555【080-2663-1555】 から掛かってくる、
新潟県警 捜査二課 や全国各地の県警などを名乗り、
「あなたの口座が犯罪に使われています」「あなた名義で携帯電話が
不正に契約されています」などと告げ、
強い口調で不安を煽ってくる詐欺電話の報告が全国で相次いでいます。
この電話は、警察関係者を名乗ることで信じ込ませ、
最終的に金銭やキャッシュカード、暗証番号、個人情報などを
だまし取ることを目的とした悪質な「なりすまし詐欺」の典型的な手口です。
通話では、非常に丁寧で落ち着いた口調を装いながら、
「あなたが被害者なのか、関与しているのか調査する必要があります」
「身分証明書を持って新潟県警本部まで出頭してください」
「出頭できない場合は、資産保護のための手続きに移ります」
「口座確認のため、残高が分かる情報が必要です」
などと、一見もっともらしい言葉で追い詰めてきます。
出頭できないと伝えると、
「口座の保護措置として一時的に現金やカードを預からなければならない」
「金融資産の調査のため、ATMで指定口座に移してください」
「安全のために、電子マネーで手続きを行います」
などと要求され、結果的に金銭を失う被害が発生します。
詐欺電話の主な特徴
- 新潟県警捜査二課・警視庁・道府県警を名乗る
- 「事件」「捜査協力」「資産保護」など専門用語を多用
- 出頭や身分証明書の提示を強制し、不安を煽る
- キャッシュカード・暗証番号・現金の提出を誘導
- 電子マネー購入やATM振込を指示する場合もある
実在する警察は絶対に行わないこと
- 電話だけで出頭や捜査協力を強制すること
- 資産保護を名目に現金やカードの提出を求めること
- 銀行口座の残高確認や資金移動の指示
- 電子マネー番号や暗証番号などの情報開示要求
- 折り返し電話を指定番号へかけさせる
警察が電話で個人情報や金融情報を聞き出すことは絶対にありません。
不審な電話がきたら、すぐに電話を切るのが最も安全です。
被害を防ぐための行動
- 恐怖を煽る言葉には絶対に従わず、途中で電話を切る
- 家族や周囲の人に必ず相談する
- 検索しても信用しない、公式番号へ自分で問い合わせる
- 迷惑電話として着信拒否設定をする
- 警察相談専用ダイヤル「#9110」に相談
もし情報を渡してしまった場合
- すぐに最寄りの警察署へ相談する
- 銀行に連絡してカード停止と被害届の手続きを行う
- 携帯会社へ連絡し不正契約の確認を依頼
- 通話内容や相手の電話番号などの記録を保存
まとめ:電話で金銭の話が出たら詐欺
08026631555【080-2663-1555】 から掛かってくる電話は、
警察を名乗る特殊詐欺であり、
最終目的はあなたの大切な資産を奪うことです。
相手がどれほど本物らしく振る舞っても、
電話越しに金銭要求・カード提出・出頭強制が始まった時点で詐欺です。
不安を感じたら1人で判断せず、
すぐに電話を切り、
警察の代表番号へ自分で確認の電話を入れてください。
大切な財産と人生を守るために、
この情報をぜひ家族や知人にも共有してください。

