09010429390【090-1042-9390】 から掛かってくる、
京都府警 や全国各地の県警などを名乗り、
「あなたの口座が犯罪に使われている」
「携帯電話が不正契約されている」
などと話し、捜査協力を装って
最終的に金銭や個人情報をだまし取る
悪質な詐欺電話が確認されています。
【注意喚起】警察を装った不安煽り型の特殊詐欺が急増中
近年、警察や金融庁、裁判所、携帯キャリアなどの
公的・大手機関を装う特殊詐欺の手法が巧妙化しており、
一般の利用者では見抜きにくいケースが多発しています。
今回確認された
09010429390【090-1042-9390】
からの電話もその一つで、
警察官を名乗る人物が冷静な口調で
「あなたの名義で不正な口座取引が行われている」
「携帯電話が不正に契約されている」
などと説明し、不安を与えた上で
「捜査協力のため身分証明書を持って出頭してほしい」
と求めます。
出頭できない、仕事で時間が取れない、遠方にいる、
などと伝えると、次の手口へ進みます。
詐欺の典型的な会話フローと誘導の手口
犯人は常に堂々とした態度で
あたかも本物の警察官のように装います。
以下は、実際に報告されている誘導の流れです。
- 「京都府警 捜査二課の●●警部補です」などと名乗る
- 「犯罪組織の口座にあなたの情報が利用されています」と告げる
- 「このままでは全資産が凍結されます」と脅す
- 「捜査協力のため本人確認が必要」と要求
- 「出頭できないなら資産の保護手続きをする必要があります」
- 「安全な口座へ一時的に移して下さい」と提案
- ATM操作や振込、またはカード回収・暗証番号開示へ誘導
- 長時間電話を繋ぎ、考える余裕を奪う
この段階では多くの人が
「警察と言われた以上従わないといけない」
と思い込むため、冷静さを失ってしまいます。
詐欺犯がよく使う危険フレーズ
以下の言葉が出たら、即詐欺と断定できます。
- 「この電話は録音されています」
- 「逮捕の可能性があります」
- 「あなたの資産を保護します」
- 「安全な口座に資金を移してください」
- 「暗証番号を確認します」
- 「カードを封筒に入れて渡してください」
本物の警察なら絶対にしない行為
- ATM操作の指示や振込の要求
- 暗証番号を尋ねる
- キャッシュカードを預かる
- 資産移動の指示をする
- 電話口での長時間拘束
- 個人情報の写真送付指示
警察や公的機関が
「電話だけで捜査協力を求める」
ことは絶対にありません。
被害を防ぐためにすぐできる対策
- 知らない番号には出ない
- 相手が警察を名乗っても一度必ず電話を切る
- 自分で調べた公式の代表番号へ問い合わせる
- 家族・知人へ状況を共有する
- 留守番電話設定を利用し、即応しない環境づくり
もし情報を伝えてしまった場合の対処
- すぐに警察相談専用ダイヤル #9110 に連絡
- カード会社・金融機関に緊急停止手続き
- パスワード・暗証番号の即時変更
- 家族や専門窓口へ相談し被害拡大防止
まとめ|不安を煽る電話は100%詐欺
09010429390【090-1042-9390】 からの電話は、
警察を名乗る特殊詐欺であり、
決して本物の捜査機関ではありません。
「口座が犯罪に使われている」
「資産の保護を行います」
「安全な口座に移してください」
この言葉が出たら即座に電話を切りましょう。
大切な家族・友人にも必ず共有し、
詐欺被害を未然に防いでください。

