08016113819【080-1611-3819】 からかかってくる、
警視庁捜査2課 や全国の県警を名乗る
「キャッシュカードが犯罪に使われている」と脅し、
最終的に金銭を要求してくる詐欺電話について、
その手口や注意点、対処法を詳しく解説していきます。
08016113819からの電話はなぜ危険なのか
08016113819【080-1611-3819】からの電話は、
「あなたのキャッシュカードが事件に使われている」
「至急身分証明書を持って警察署へ出頭してほしい」
などと伝え、不安を煽る内容で始まります。
しかしこれは、
**完全に詐欺目的の偽警察電話** であり、
公的機関を名乗って電話で個人を脅すのは
本来あり得ない行為です。
多くの人が「警察署」や「捜査課」という単語に弱く、
突然の連絡で混乱してしまうため、
詐欺師はそこを狙ってきます。
特に最近増えているのが、
キャッシュカードや金融情報を狙う詐欺手口で、
高齢者だけでなく幅広い年代が被害に遭っています。
詐欺師が名乗る肩書きの特徴
この番号からの電話では、以下のような肩書きを名乗るケースが多数確認されています。
- 警視庁捜査2課
- 警察庁サイバー犯罪対策課
- 〇〇県警生活安全課
- 金融犯罪対策室
- 警察署の刑事課
実際の警察官は、
電話で個人に対して事件関与を決めつけたり、
金融情報の確認を求めることはありません。
これらはすべて信用させるための嘘であり、
公的機関とは一切関係ありません。
偽警察が使う典型的なセリフ
詐欺師は、以下のような言葉を使って
相手を混乱・不安にさせようとします。
- あなた名義のキャッシュカードが事件に使用されています
- 身に覚えはありませんか?
- 被害を防ぐため捜査協力が必要です
- 今すぐ身分証明証を持って来てください
- 調査のため銀行口座を確認する必要があります
いずれも「警察を名乗られたら信用してしまう心理」を
利用した常套句です。
電話の流れ:詐欺師のシナリオを解説
08016113819からの電話は、
一見もっともらしい流れで進行していきますが、
すべては最終的に金銭・個人情報を奪うための筋書きです。
1. 事件関与をほのめかして不安にさせる
「あなたのカードが事件で使われた」
「名義が悪用されている」
この段階で不安を抱かせ、
パニック状態に追い込むのが目的です。
冷静さを失わせることで、
不自然な指示にも従わせようとします。
2. 捜査協力と称して個人情報を引き出す
不安に陥った相手に対し、
詐欺師は次のような情報を聞き出します。
- 氏名・住所
- 生年月日・家族構成
- キャッシュカードの種類
- 銀行名・支店名
- 残高・利用状況
本物の警察は、
電話でこれらを尋ねることは絶対にありません。
3. 出頭を求めて行動を誘導する
詐欺師はさらに巧妙な指示を出します。
・身分証を持ってすぐ出頭
・捜査官が自宅へ向かう
・銀行協力員による調査
どれも本来の警察業務とはかけ離れており、
詐欺であることがわかります。
4. 最終的には金銭・カード情報を要求する
シナリオの最終段階は以下のような要求です。
- キャッシュカードを封筒に入れて渡せと言う
- 暗証番号を教えるよう求める
- 安全口座へお金を移すよう指示する
- 調査のため一時預ける必要があると言う
これは典型的な「カード手交型詐欺」や
「預貯金保護を装う詐欺」の一種です。
警察が“絶対にしないこと”を知っておく
詐欺電話を見抜くためには、
本物の警察の行動を知ることが効果的です。
以下の行為は、警察が絶対にしません。
- 電話だけで犯人扱いする
- 銀行口座や残高を聞き出す
- キャッシュカードを預かる
- 暗証番号を聞く
- 金銭を要求する
- 警察署へ今すぐ来いと電話で命令する
ひとつでも当てはまれば、
その電話は“完全に偽物”です。
詐欺電話を受けたときの正しい対処法
偽警察の電話は、
対応を誤らなければ防げる詐欺です。
以下のポイントを守るだけで被害を避けられます。
1. 電話は即切る
もっとも確実な対処法です。
相手と話せば話すほど巧みに誘導されます。
2. 個人情報を一切伝えない
電話での質問には答える必要はありません。
本物なら書面で通知があります。
3. 警察署の代表番号に自分でかけて確認する
偽物を見破る鉄則は、
「相手が教えた番号にかけないこと」です。
必ず自分で公式サイトの番号を調べて、
事実確認を行いましょう。
4. 家族に相談する
詐欺師は「誰にも言うな」と言います。
これは詐欺の証拠です。
5. 不安ならすぐに消費生活センターへ
相談窓口では、
類似の事例を把握しているため即座に対応してくれます。
まとめ:08016113819からの電話は100%詐欺
08016113819【080-1611-3819】からの電話は、
警視庁捜査2課や全国の県警を名乗って
「キャッシュカードが犯罪に使われている」と脅し、
最終的に金銭やカード情報を奪う典型的な詐欺です。
・電話で事件関与を伝える
・出頭を強制する
・カード情報を聞く
・封筒に入れさせて預かる
・金銭の移動を指示する
これらはすべて詐欺の手法であり、
本物の警察は絶対に行いません。
不安を煽られても、
まずは深呼吸して電話を切り、
公式窓口へ自分で確認してください。
落ち着いて行動するだけで、
同様の詐欺被害を確実に防ぐことができます。

