07084928285【070-8492-8285】 からかかってくる、
広島県警 などを名乗る詐欺電話について、
その手口、特徴、注意点、
そして正しい対処法を
詳しく解説していきます。
この番号からの電話の概要
07084928285【070-8492-8285】からかかってくる電話は、
広島県警やその他の県警を名乗り、
「あなたのキャッシュカードが犯罪に使われています」や
「至急、身分証を持って出頭してください」といった
緊迫した内容で話を始める特殊詐欺の典型例です。
相手は権威を装い、強い口調で被害者を不安に陥れ、
短時間で判断を誤らせることを狙っています。
最終的には現金の手渡しや振込、電子マネーの購入といった
手段で金銭を要求して奪い取る悪質な手口が多く報告されています。
具体的な会話の流れ(よくあるパターン)
- 「広島県警捜査二課の○○です」と名乗る
- 「あなたのカードが犯罪に利用されています」と告げる
- 被害状況を誇張して不安を煽る
- 本人確認と称して個人情報を聞き出す
- カードを預かる、または暗証番号を教えるよう要求する
- 現金や電子マネーを用意するよう指示する
この流れはテンプレート化されており、
どの地域でも似た構成で電話が進行するのが特徴です。
詐欺電話が使う巧妙な心理手法
詐欺師は被害者の心理を巧みに突いてきます。
まず「権威の名乗り」によって信頼を獲得し、
続けて「緊急性」を強調して考える時間を奪います。
さらに「秘密にするように」と命じて第三者への相談を阻み、
孤立した状態で指示に従わせようとします。
長時間にわたって通話を続けさせることで、
被害者の判断力を徐々に奪う手法もよく使われます。
電話で出る不自然な点(見分けるポイント)
- 公的機関が携帯番号や非通知で連絡することは非常に稀です
- 警察が電話だけで身分証やカードの提示を求めることはありません
- 「今すぐ現金を用意しろ」など金銭を要求するケースは全て詐欺です
- 折り返し番号を指示し、その番号へかけさせようとする点は典型的です
上のいずれかが当てはまる場合は、まず詐欺を疑うべきです。
通話中に絶対にしてはいけない行動
- キャッシュカード番号や暗証番号を伝える
- 通帳やカードを渡す、または預ける行為
- 現金を下ろしてその場で渡すことに同意する
- 相手が指定する番号へ折り返し電話をかける
- 家族や第三者に相談せずに一人で対応する
これらの行為が行われると被害が即成立する恐れがあります。
電話を受けたときの安全な対処法
まず、相手の言葉をそのまま信じないことです。
不審に感じたら、「結構です」とだけ言って通話を切って構いません。
相手に促された番号へ折り返さず、必ず自分で公式の連絡先を調べて確認してください。
公式の警察窓口や自治体サイトに載る代表番号へ自分からかけ直し、
事実関係を確認するのが最も安全な方法です。
また、家族や近しい人にすぐ相談して客観的な判断を得ることを習慣化してください。
被害にあってしまった場合の初動対応
被害に気づいたら、速やかに以下の対応を行ってください。
- 最寄りの警察署に電話で被害を届け出る
- 銀行やカード会社に連絡してカードの停止・利用停止を依頼する
- 振込や支払いが行われた場合は、銀行へ事情を説明し振込停止を依頼する
- 消費生活センターなどの相談窓口にも連絡して助言を受ける
時間が経つほど被害回復の可能性は下がるため、
可能な限り早い行動が重要です。
高齢者や家族への注意喚起の方法
この種の詐欺は高齢者を狙う傾向が強いため、
家庭内で事前にルールを決めておくことが有効です。
たとえば「警察や銀行を名乗る電話は必ず家族に相談する」
というルールを徹底するだけで被害の多くは防げます。
また、緊急の詐欺情報があればスクリーンショットやメモで共有し、
周囲で情報を更新していくクセをつけてください。
まとめ
07084928285【070-8492-8285】からの電話は、
広島県警を名乗る非常に悪質な詐欺電話です。
警察が電話で個人情報やカード情報、暗証番号、
あるいは現金の提出を求めることは決してありません。
少しでも不審に感じたら通話を切り、
公式の連絡先へ自分で確認することを最優先にしてください。
被害を防ぐために、家族や周囲と情報を共有し、
日頃から「疑う習慣」を持つことが最も強力な防御になります。

