07041674898【070-4167-4898】 から掛かってくる、
京都府警 や全国各地の県警などを名乗り、
あなたのキャッシュカードが犯罪に使われているので、
捜査協力として身分証明証を持って出頭して下さいなどといって、
最終的には金銭を要求してくるという詐欺電話について、
注意点と対処法を詳しく解説していきます。
07041674898の電話は警察を名乗る詐欺
まず結論として、
07041674898【070-4167-4898】からの電話は、
京都府警や県警本部を名乗って接触してくる、
いわゆる「警察官装い型詐欺」に該当します。
近年全国的に急増しており、
「特殊詐欺」「アポ電強盗」などと
関連して報告されるケースも多く、
非常に危険性の高い犯罪行為です。
電話の内容は一見もっともらしく、
緊張感をあおられるため、
だまされてしまう人が後を絶ちません。
しかし実際には、
本物の警察が個人に電話で事件関与を告げたり、
出頭指示やカードの提出を求めたりすることは
絶対にありません。
この点をまず確実に理解して下さい。
詐欺グループが使う典型的な話法
この番号からの電話で多く報告されている
主な話法の流れは次のようなものです。
- 「京都府警捜査二課の○○と申します」
- 「あなたの名義のキャッシュカードが
犯罪に悪用されています」 - 「被害者からの告訴状が提出されています」
- 「捜査協力として本人確認が必要です」
- 「身分証を持って出頭して下さい」
- 「手続きのためにキャッシュカードを預かります」
- 「暗証番号が必要です」
最終的には、
キャッシュカードや金品の受け渡しを要求し、
現金を奪い取ることが目的です。
途中で警察官役から検察官役や銀行員役へ
電話をバトンタッチする手口もあります。
これは本物らしい雰囲気を演出し、
疑う余裕を奪うための典型的手法です。
心理的に追い込む巧妙な手口
こうした電話は、
すぐに回答を迫るなどして考える隙を奪います。
「時間がありません」
「すぐ対応しないと口座が凍結されます」
「被害者を前にして説明できますか」
などと言って
強い緊迫感を与えてきます。
人は動揺状態では正常な判断ができません。
詐欺師はその心理を狙って行動します。
実際に多い被害パターン
最近の被害例として特に多いのは
以下のような手口です。
- 警察を名乗る電話を受ける
- 銀行口座やカードの情報を聞かれる
- 自宅に受け取り役が来る
- カードをすり替えて持ち去られる
- 現金が即日引き出される
スーツ姿で身分証らしきものを提示するなど、
見た目が本物のように振る舞うため、
被害者が気づきにくいことが特徴です。
絶対にしてはいけないこと
次の行動は絶対にしてはいけません。
- 暗証番号を教える
- キャッシュカードを渡す
- 自宅住所を詳しく伝える
- 折り返し電話を求められた番号にかける
- 出頭指示に従う
本物の警察は
市民に金銭を要求することはありません。
また捜査協力と称して
カードの提出を求めることもありません。
これらはすべて詐欺の常套手段です。
正しい対処方法
もし07041674898から電話が来た場合、
落ち着いて次の対応をして下さい。
- すぐに電話を切る
- 決して個人情報を答えない
- 警察相談専用電話 #9110 に確認する
- 家族や周囲に共有し防御を固める
電話を切ることをためらう必要はありません。
本物の公的機関ならば
正式な書面で通知を行います。
この番号の着信があったら注意
被害に遭わないためには
以下の心構えが重要です。
・警察を名乗る電話はまず疑う
・口座凍結や逮捕というワードは
典型的な詐欺パターン
・正式書類なしの指示はすべて無視
・知らない番号は出ない
詐欺グループは
恐怖と焦りを利用してきます。
冷静であることが最大の防御です。
まとめ
07041674898【070-4167-4898】からの電話は、
京都府警や全国の県警を名乗り、
あなたのキャッシュカードが
犯罪に利用されていると伝えて動揺させ、
最終的に金銭をだまし取る犯罪です。
本物の警察は
電話でカードや暗証番号を要求しません。
少しでも不審に感じたら
すぐに電話を切り、
#9110 へ確認することで被害を防げます。
被害を広げないために、
家族や周囲の方へも
必ず情報共有して下さい。

