08078481066【080-7848-1066】 から掛かってくる、
京都県警 や全国各地の県警などを名乗り、
「あなたの口座が犯罪に使われています」「あなた名義で携帯電話が不正契約されています」
などと告げ、強い口調で不安を煽り、最終的には金銭を要求してくるという
悪質な詐欺電話の被害が全国で多数報告されています。
この電話は実在する捜査機関や公的機関とは一切関係がありません。
詐欺グループが、一般市民の不安心理につけ込んで金銭や個人情報を奪うために
巧妙な話術を用いて仕掛けてくる特殊詐欺です。
彼らは電話の冒頭で警察官を名乗り、
「極秘捜査」「重要事件」「録音中」「身柄確保」といった言葉を多用して
緊張感と恐怖心を植え付け、冷静さを奪おうとします。
そして最後には銀行口座の情報や暗証番号、通帳、キャッシュカード、現金などを
差し出すように要求してきます。
実際の警察官が、一般市民に対して
電話のみで捜査協力を求めたり、出頭を命じたり、
まして金銭やカードの提出を要求することは絶対にありません。
以下では、今回の詐欺電話の手口と具体的な対処法を解説します。
詐欺電話の典型的な流れ
この番号からの詐欺電話は、ほとんど同じ構成で被害者を心理的に追い込みます。
- 「京都県警捜査一課の〇〇です」と名乗り電話が始まる
- 「あなた名義の銀行口座が詐欺事件に利用されています」と告げる
- 「携帯電話が第三者に不正契約されています」と続けて不安を煽る
- 「このままではあなたに逮捕状が出る可能性があります」と脅す
- 「潔白を証明するため捜査協力をお願いします」と要求する
- 「身分証を持って出頭してください」と命令する
- 「出頭できないなら資産保護手続きを行います」と誘導する
- 口座情報、暗証番号、カード、現金の提出を求めてくる
この時点で冷静さを失わせ、
詐欺師の指示に従わせることが目的です。
詐欺師がよく使う危険な言葉
電話内では、以下のような言葉が頻繁に使われます。
- 「この電話は録音されています」
- 「重要参考人として扱われています」
- 「警察庁の指示で資産保護の必要があります」
- 「この件は絶対に誰にも話さないでください」
- 「確認のためカードと暗証番号を教えてください」
これはすべて心理的圧力をかけるための手口です。
本物の警察が絶対にしないこと
以下の行為を要求された場合は確実に詐欺です。
- 暗証番号、口座番号、個人情報の聞き取り
- キャッシュカードや通帳の預かり
- 現金を引き出して渡す指示
- ATM操作による送金の強制
- 指定番号への折り返しを求める
警察や公的機関は電話だけで捜査や命令は行いません。
被害を防ぐための対策
不審な電話を受けたときは、次の行動をとることで安全が守れます。
- その場ですぐ電話を切る
- 家族や知人に相談する
- 警察相談専用ダイヤル #9110 に連絡する
- 一人で判断しない
- 留守電設定を活用し直接出ないようにする
冷静さを保つことが何より重要です。
もし情報を渡してしまった場合
被害を最小限に抑えるため、次の対応を急いでください。
- 銀行へ連絡してカード停止を依頼する
- 警察に被害届または相談を行う
- 携帯会社に不正契約の有無を確認する
- 家族に状況を共有しサポートを受ける
時間との勝負になる場合が多いため、迅速な行動が必要です。
まとめ:電話で金銭の話が出たら即詐欺と判断
08078481066【080-7848-1066】 からの電話は
実在する警察とは無関係の特殊詐欺です。
どれだけ丁寧で公的機関らしい口調であっても、
電話で金銭やカードの話が出た時点で即詐欺と断言できます。
不安に感じたらすぐ電話を切り、
自分で公式番号へ問い合わせて確認してください。
決して一人で判断せず、周囲と情報を共有して被害を防ぎましょう。

