【廃墟病院】忘れ去られた恐怖の場所で体験した背筋が凍るような恐怖!

廃墟になった病院での恐怖体験

ある日、私は友人と一緒に廃墟と化した病院に足を踏み入れた。その病院はかつては医療の中心地として栄え、多くの人々が治療を受けるために訪れていた場所だった。しかし、数年前に突如として閉鎖され、廃墟となってしまったのだ。

私たちはこの廃墟病院で怪談の材料を集めようという企画を立てていた。廃墟の中にはいくつもの伝説があり、それぞれに怖い話が伝えられていた。私たちはその中でも特に有名な「血だらけの女性」の話を追い求めていた。

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廃墟病院に足を踏み入れた瞬間、何かの気配が忍び寄る

その伝説によれば、かつてこの病院で働いていた看護師が、ある事件に巻き込まれてしまったという。彼女は夜勤で働いていた病院の一室で何者かに襲われ、血だらけになって倒れているところを遺体で発見された。
その数年後、この病院も廃墟と化したというのだ。

私たちは興味津々で廃墟の中を探索していった。廃墟の中は暗く、薄暗い光が差し込むだけで、不気味な雰囲気が漂っていた。足元には壊れたガラスや腐った木材が散乱しており、何かが忍び寄ってくるような気配が感じられた。

迫りくる不気味な足音

すると、廃墟の奥から何かが聞こえてきた。ゆっくりと近づく足音が響き、私たちは身をすくめた。コツコツ、コツコツ、コツコツ……。その音は怪しく、私たちの背筋に寒気を走らせた。
怯えながらも私たちはその音の方へ進んでいくと、廃墟の一室にたどり着いた。その部屋には血の臭いが漂っており、床には血痕が残されていた。そして、廃墟の中で見つけたものには言葉が出なかった。
そこには、血だらけの女性が倒れていたのだ。彼女は目を閉じたまま、全身から血が滴り落ちていた。彼女の姿は想像を絶するほどの恐ろしさで、私たちは声を失った。

戦慄の恐怖が体中を駆け巡る

私たちは恐る恐る目を向けると、彼女がゆっくりと目を開けた。その瞳は何の感情もなく、ただただ空虚であった。彼女はゆっくりと身を起こし、私たちに向けて歩き出した。
「助けて…」彼女の声はかすれており、絶望の念が込められていた。「誰か…助けて…」
私たちは恐怖に震えながらも、彼女に近づいていった。しかし傍までくると、彼女は突如として変わり果てた姿になったのだ。彼女の顔はゆがみ、血が吹き出し口からは異様な声が漏れ出た。
「ギャアァァァァァァァ!!」彼女の声は恐怖そのものであり、私たちの身体に悪寒が走った。

廃墟と化した病院から抜け出せない

私たちは必死に逃げ出そうとしたが、廃墟の中は迷路のように入り組んでおり、どこに逃げても出口は見つからなかった。彼女は私たちを追いかけ、その異様な声と共に廃墟の中を駆け巡った。
絶望的な状況の中、私たちはやっとのことで出口にたどり着いた。しかし、入る時に開いていたはずのドアは鍵がかかっていて開かない。。。
「絶対に逃がしませんよ…」彼女の声は冷たく背筋に悪寒が走った。次の瞬間、私たちは気絶してしまったのである。ふと気付くといつの間かカラスが鳴く早朝になっており、私たちは病院の外の空き地で倒れていた。

廃墟病院恐怖体験まとめ

ここまでが廃墟病院で私たちにふりかかった背筋が凍るような恐怖体験である。 廃墟病院に足を踏み入れた瞬間、まるで別世界に迷い込んだかのような感覚が広がり、この世のそれとは思えない空気が流れていたのを鮮明に覚えている。この話を聞いてもまだ廃墟病院を訪れる勇気のある人は、自己責任で臨んでもらいたい。

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