実在した?!ゾンビが住む島

ゾンビが住む島

ある日、海上保安庁の巡視船が南太平洋のある島を発見した。この島は地図には記載されていなかったため、船員たちは興味津々で上陸することにした。

島に近づくにつれ、船員たちは不気味な雰囲気を感じた。海岸には荒れ果てた建物が立ち並び、荒廃した道路が広がっていた。まるで人が住んでいないかのようだった。

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何の変哲もなかった島が一変

船員たちは慎重に島に上陸し、島の探索を始めた。最初は何も特異なことはなく、ただの廃墟のように見えたが、夜が訪れると、静寂に包まれた島に不気味な影が忍び寄るのであった。

島は不気味な光に包まれ、闇の中で何かがうごめいているような気配がした。船員たちは怖くなりながらも、その気配に引かれて深く島に入っていった。闇が広がる中、船員たちは廃墟の中を歩く。心の奥底で興味と恐怖心が入り混じり進んでいく。

すると、島の中心部にある大きな建物が目に入った。船員たちはその建物に足を踏み入れると、そこには驚愕の光景が広がっていた。

突然襲いかかるゾンビの恐怖

響かないようにゆっくり歩く船員たちの足音が、不気味な静寂を破り、ギシギシという音が響き渡った。次の瞬間、船員たちの目に信じられない光景が飛び込んだ。なんと建物の中にはゾンビのような姿をした人々であふれていたのであった。

彼らは歩き回り、血まみれの手で咆哮しながら船員たちに襲いかかってきたのである。恐怖に取り囲まれた船員たちは必死に逃げ出そうとしたが、既に島中にはゾンビが蔓延しており逃げ場はなかった。

船員たちは必死に抵抗したが、ゾンビたちは不死身で、どんな攻撃も通じない。
船員たちはゾンビたちの執拗な追跡を受けながら島を逃げ回った。

しだいに船員たちの体力は限界に達し、次第にゾンビたちに追い詰められていった。
そして、何とか船まで辿り着いた一人の船員を残して、全員ゾンビたちに捕まってしまった。

まさに地獄絵図の光景が広がる

ゾンビたちは獣のような声でつぶやいた。「お前たちも私たちと一緒になるんだよ…」と。

その言葉と同時に、ゾンビの手が伸びてきた。その手は、冷たくて腐った肌がむき出しになっていた。
ゾンビたちは船員たちの肉を噛みちぎりながら、満足げに笑い声を上げました。
彼らは人の肉を食べることによってしか生きられない存在なのだ。

ゾンビ島の正体

この島は、かつて人々が研究所として使っていた場所であり、人間の遺伝子を改変する実験が行われていたのです。しかし、実験は失敗し、人々はゾンビと化してしまったのだ。

その事故があってから、この島に住むゾンビたちは、人間の肉を求めて島から出ようとする者を執拗に追い回し、食べ物として捕食するのであった。

封印されたゾンビ島の恐怖

命からがら逃げ帰った1人の船員も精神疾患になってしまい、この恐ろしい島の秘密を誰にも伝えることはなかった。そして逃げ帰ってから数週間後のある日、自ら命を絶ってしまう。

警察が自殺した船員の部屋を調べていると、机の中から1枚のプロマイド写真が見つかった。
何とそこには島中を徘徊するゾンビたちの姿が写し出されていたのであった。

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