鏡の中の世界に引きずり込まれた恐怖体験!

鏡の中の世界に引きずり込まれた恐怖体験!

ある日、美咲は友人と一緒に古びた館を訪れることになった。その館は昔、大富豪の屋敷だったが、今では廃墟と化していた。美咲たちはちょっとした冒険心から、館の中を探索することにしたのである。

もくじ

館の中から現れた赤い服の女

館の入り口に立つ美咲たちは、不気味な雰囲気に包まれていることに気付いた。
館の扉は錆びついており、長い年月を経たように見えた。
美咲は一瞬ためらったが、友人に背中を押されて、勇気を振り絞って扉を開けた。

「ギーギーギーギー……」という金属の摩擦音が響き渡る中、美咲たちは館の中へと足を踏み入れた。
廊下は薄暗く、足元は崩れそうな床板が広がっていた。

しかし一緒にいた友人は、美咲を驚かせようと思い、
そのタイミングで気付かれないように、そっと館の外に出ていたのである。

美咲は、一緒にいた友人がいなくなったことなどつゆ知らず館の奥に進んでいった。

すると、廊下の先にある扉が勝手に開いた。
次の瞬間、中から赤い服を着た女が現れ、美咲を鏡の中の世界へと引きずり込んでしまった。

鏡の中の世界に閉じ込められる恐怖

次の瞬間、美咲は目を覚ました。一緒にいたはずの友人の姿も見当たらない。

目の前には鏡があり、自分の姿が映っている。しかし、それは美咲の姿ではなく別の女性の姿だった。
美咲は困惑しながらも、鏡の中の世界に閉じ込められてしまったことを理解した。

鏡の中の世界は不気味な雰囲気に満ちていた。そこに突然、赤い服を着た女が現れ、
狂った様な悲鳴を上げながら近づいてきた。

美咲は恐怖に震えながら、鏡の中の世界から脱出する方法を探し始めた。

あらゆるトリックを解放しなければならない

美咲は鏡の周りを探索し、様々なトリックに遭遇した。
鏡の中の世界では、重力が逆になったり、鏡の中から手が伸びてきたりする
背筋も凍るような恐ろしい現象が起きるのだった。

美咲は勇気を振り絞りながら、そのトリックを解いていくことに成功した。
そして最後のトリックを解いた瞬間、美咲は「鏡の中から現実の世界に戻ることができた」
か、のように思えた。

まだまだ終わらない絶望的恐怖

しかし、美咲の恐怖はまだ終わりではなかった。鏡の中の世界から脱出した後、
彼女を待ち受けていたのは、この館で不遇の死を遂げた怨霊たちの泣き叫ぶ姿だった。

彼らは苦しみや悲しみを背負っており、その姿はまるで地獄絵図の様だった。

美咲は怨霊たちの苦しみに心を痛めながらも、彼らとの接触を避けながら館を脱出しようと試みた。
しかし、怨霊たちは次第に彼女に近づいてくるようになり、恐怖は増していくばかりだった。

美咲は必死に館を探索し、怨霊たちの泣き声や叫び声が響く中、最後に脱出する方法を見つけた。
彼女は全力で逃げ出し、館の外に辿り着いた。

もう二度と帰れない・・・

しかし、美咲が館の外に出た瞬間、待ち受けていたのは壮絶な恐怖体験だった。

美咲は身体が急に重くなり、動くことができなくなってしまった。
彼女は恐怖に震えながら、周りには何もない闇の中に取り残されてしまったのだ。
絶望の中で悲鳴を上げ、ただただ助けを求めるが、誰の耳にも届くことはなかった。

館の外に出たと思っていたが、そこは彼女の知る現実世界ではなかった。
結局、美咲は現実の世界に戻ることはなく、永遠に苦しみ続けることになったのだ。

これが、美咲が赤い服を着た女に鏡の中の世界に引きずり込まれた
壮絶な恐怖体験だったのである。

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