「自分でトマトソースを作ると、何だか水っぽくなってしまう・・・。」
そんなお悩みがある場合は必見!
ここでは、自作のトマトソースについて
- トマトソースが水っぽくなってしまう原因
- 失敗したトマトソースのリメイク方法
といった項目を深堀りし、詳しく解説していきます。
トマトソースが水っぽい原因は何?
まずは「なぜトマトソースが水っぽくなってしまうのか?」という原因について詳しくお伝えしていきます。
主に考えられる原因は2つありますので、順番に見ていきましょう。
【原因その1】トマト選びを間違っている
トマトソースが水っぽくなる原因の1つとして考えられるのが、
「材料のトマト選びを間違っている」といった可能性です。
もしかして、材料に「生のトマト」や「カットトマトの缶詰」を使っていませんか?
これだと、最初から水気が多いため、
煮詰めた時に水分が十分に飛ばず、ベチャベチャした仕上がりになりやすいのです。
トマトソースを作るときの材料としては、
生のトマトやカットトマトの缶詰ではなく「ホールトマトの缶詰」を使うのがおすすめ。
缶詰のホールトマトは、煮詰めている際に水っぽくなりにくく、程よく「とろみ」が出ます。
また、加熱すると旨みが出るという特徴があり、
濃厚でコクのある味に仕上がります。
味付け次第では、専門店の味に近づけることも可能。
水っぽい仕上がりになるのを避けたければ、必ず「ホールトマトの缶詰」を選びましょう。
【トマトソースが水っぽい原因その2】玉ねぎを入れ過ぎている
もし、トマトソースを作る時に玉ねぎを入れているなら、
玉ねぎを入れる量に注意してください。
玉ねぎを入れ過ぎてしまうと、玉ねぎから水分が出るため、
結果としてトマトソースが水っぽくなってしまいます。
私が作ってみた経験上の目安としては、
ホールトマトの缶詰2缶に対し、玉ねぎは8分の1個程度で十分です。
それ以上入れてしまうと、どことなく水っぽい感じがするので、少ない方がオススメです。
ちなみに、玉ねぎの代わりにニンニクを入れるのもオススメで、
ニンニクを細かく刻んでオリーブオイルで炒め、トマトソースと一緒に煮込むと、お店で食べるような本格的なトマトソースの味に仕上がりますよ♪
失敗したトマトソースのリメイク方法
次に、失敗してしまった「水っぽいトマトソース」を有効活用するために使える、
水っぽいトマトソースのリメイク方法をご紹介していきますね。
水っぽいトマトソースは、何とかして水分を飛ばそうとしても一筋縄ではいきません。
なので、ここは敢えて「水っぽさを活かしたリメイク方法」を実践してみましょう!
【リメイク方法1】トマトスープパスタ
水っぽいトマトソースに少量の水とコンソメ(固形・粉末どちらでも可)を加え、お好みの野菜とコトコト煮込めば、あっという間にトマトスープパスタのソースが完成! あとは茹であがったパスタを深めの皿に盛りつけ、作ったパスタソースをかけて召し上がれ♪ バターを添えると、またコクが出て深い味わいになりますよ。
【リメイク方法2】ロールキャベツ
水っぽいトマトソースは、ロールキャベツのソースにするにはピッタリの水分量♪
そのため、パスタ以外の献立が欲しい時にはロールキャベツにメニュー変更し、失敗したソースをそのままの状態で活用していくのもアリだと思います。
【リメイク方法3】トマトリゾット
水っぽいトマトソースにご飯&とろけるチーズを加えてリゾットにするのも美味しいですよ♪
ご飯が水分を吸ってくれるので、程よい仕上がりになります。
特に「中途半端な量のご飯が残ってしまった」がある時はオススメです。
トマトソースの水っぽい原因と失敗時のリメイク方法 まとめ
トマトソースが水っぽくなる「主な原因」として考えられるのは、こちらの2点。
- トマト選びを間違っている
- 玉ねぎの量を入れ過ぎている
そして、トマトソースの水っぽさを改善するには、
- 材料は「ホールトマトの缶詰」を選ぶ
- 玉ねぎを入れる場合、ホールトマト2缶あたり8分の1個までにする
- 玉ねぎを入れず、刻みニンニクを入れる
といったことがポイントとなります。
手元にある「水っぽくなってしまったトマトソース」は、
ソースの水っぽさを活かした料理にリメイクするのがオススメですよ。
お困りの際には、ぜひお試しください♪