今回は、食費を1日300円までに節約し、やり繰りしていくテクニックについてご紹介していきます。
もし、あなたが「食費を節約したい」と考えているなら必見!
実はコツさえ掴めば、1日あたり300円で意外と美味しい食事ができるのです。
食費1日300円の節約テクニックを実践する心構え
まずは食費を1日300円に節約テクニックを実践していくにあたって、1つだけ「心構え」をしておく事があります。
それは「食べ物に対する“こだわり”を捨て、その時に手に入った食材を有り難く頂く」ということ。
買物に行った時、縁あって安く手に入る食材というものは、毎日必ずしも同じとは限りません。
時として「予算の関係」から好物の食材を諦めるなどといった調節も行いながら、その日その日で柔軟に対応していく必要が出てきます。
少しでも食べ物の内容にこだわりを持ってしまうと、すぐに予算オーバーになってしまいますので、「今日手に入った材料で作れるものなら、何でも食べよう」という気持ちで実践するのがオススメです。
食費を1日300円に抑える食材選びのコツについて
食費を1日あたり300円に抑えるにあたり、最も重要なのが「食材選び」です。
食費を抑えるためには「できるだけコストが低く、安定供給できる食材」を積極的に選んでいく必要があります。
逆に「コストが高い割には、量が少なかったり、お腹の足しにならないような食材」は出来る限り選ばないようにしましょう。
分かりやすい判断基準として、選ぶべき食材・選ばない食材について表にまとめましたので、食材選びの参考にして頂ければと思います。
選ぶべき食材(低コストで安定供給できる) |
卵・もやし・豆苗・しめじ・豆腐・厚揚げ・油揚げ・人参・玉ねぎ・じゃがいも・小麦粉・スパゲティ・肉・バナナ・缶詰のトマト |
選ばない食材(高コストもしくは量が少ない) |
魚・貝・エビ・イカ・生のトマト・ナス・ブロッコリー・カリフラワー・ほうれんそう・キュウリ・牛乳・豆乳・チーズ・アボカド・フルーツ(バナナを除く)・冷凍食品 |
ただし、例外として「スーパーの特売やタイムセール等で通常よりも大幅に安く買える時」に限り、予算の範囲に収まるのであれば「選ばない食材」の中から食材を購入してもOKです。
食費を1日300円に抑える買い物のコツとは?
食費を1日300円に抑え、なおかつ満足感の高い食事を作るためには、先述した「選ぶべき食材」を中心とし、以下の2つのコツを押さえて買い物を実践するのがオススメです。
買い物のコツその1:数日分の食材をまとめて調達
1つ目の買物のコツは、1日分だけではなく数日分の食材をまとめて調達してしまうといった方法を取ることです。
例えば、1日分だけだと300円までしか使えませんが、それを2日分まとめて買い物すれば予算が600円に増えますので、より多くの種類の食材を確保でき、料理のバリエーションを広げることが可能になります。
買った食材は、家に帰ってから1日分に分けて保存しておくと、計画的に使用することができるのでオススメです。
買い物のコツその2:特売・タイムサービス・見切り品を有効活用
2つ目の買い物のコツは、特売やタイムサービス、賞味期限が近づいた見切り品を有効活用していくことです。
限られた予算内でより充実した食材を確保するためには、1つの食材あたりのコストを低くする必要があります。
そのために大変役立つのが、通常よりも大幅な値引きがされる特売やタイムサービス、見切り品に該当する商品なのです。
多くのスーパーでは、閉店時間の2時間くらい前になると、消費期限の近づいた食品に割引のシールが貼られるといった対応があり、それをGETすれば大幅な食費の節約にも繋がります。
値引きシールが貼られている商品の中でも、特に狙いたいのがお肉です。
お肉はタンパク質の補給ができるうえ、食事の味と満足感をアップさせる為には絶対に使いたい食材なので、見つけ次第すぐにカゴに入れることをオススメします。
消費期限が近付いている肉は、その日のうちに熱を加えたり、もしくはタレや油を絡めてジップロックで密閉保存しておけば次の日まで持ちますし、調理も楽になります。
また、最近値段が上がり気味になっているキャベツも、様々な料理に使える便利な食材なので、見切り品で半額などに値引きされていれば優先的に買っておくと良いでしょう。
食費1日300円のレシピとは?料理のバリエーションを紹介
ここでは、食費1日300円のレシピについて、おすすめ料理をいくつかご紹介していきます。
その1:節約食材の王様「もやし」のレシピ
もやしは1袋20円程度で手に入り、春夏秋冬いつでも安定供給できるという節約食材の王様のような存在ですよね。
そんな「もやし」を使ったレシピは、こちらで詳しく紹介しています。
https://plea5station.com/696.html
その2:野菜の旨みを凝縮した「ポトフ」のレシピ
ポトフは冬の料理のイメージがあると思いますが、それ以外の季節にも節約料理として大活躍してくれます。
野菜の旨みが凝縮されているので味が美味しいのは勿論、汁物なので満足感が高いため、特に男性にオススメ。
味を自由に変えられるし、パスタと合わせると主食に早変わりするという使い勝手の良さも魅力です。
ポトフを作る時は2日分の予算(600円)で材料を購入し、作ったものを2日間かけて味を変えるなどして計画的に食べるという方法がオススメです。
https://plea5station.com/740.html
その3:豆腐丼
木綿豆腐(1丁あたり約40円)・かつお節(6袋で約100円)・ご飯があれば簡単にできる豆腐丼も節約料理としてオススメの一品。
ご飯は、家にお米が無いようであれば、スーパーの白飯がタイムセール等で安くなっているのを手に入れればOK。
木綿豆腐を水切りしてフライパンで「そぼろ状」になるように炒め、かつお節と醤油で味つけした後ご飯に乗せるといったシンプルな料理ですが、これが意外と美味しいのです。
1食あたり木綿豆腐1丁で十分満足できるので、食費を抑えたい時の切り札としてどうぞ。
その4:食パンの節約レシピ
安く手に入る主食として重宝するのが、食パン。
スーパー等で1斤100円以下で販売されている種類がありますし、冷凍して1か月ほど保存もできるため、困った時の救世主として役立ってくれます。
食パンの節約レシピとしては、食パンを一口サイズに切ってグラタン皿に入れ、上からレトルトシチュー(約100円)をかけてオーブントースターで焼けば、パングラタンになります。
また、卵が手に入った場合は、ゆで卵とマヨネーズを使って卵サンドを作るのもオススメです。
食費1日300円の節約テクニック まとめ
食費を1日あたり300円に抑えるためには、全て自炊であることは勿論、スーパーや100円ショップなど安く食材が入手できるお店をフル活用し、さらに割引された食材を狙っていくのが大前提となります。
買い物をするだけで頭の体操となるため、脳の活性化には良いのかもしれません。
ただし、調味料が家にない場合、調味料を揃えるところから始めなければならないため、最初の1週間は調味料を買うために食事を我慢しなければならない事態が発生してきます。
そのため、よほどの事が無い限り、最低でも塩・コショウ・醤油・マヨネーズあたりの調味料が家にあることを確認してから実施するのがオススメです。